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『ライフ』は、漫画雑誌「別冊フレンド」に連載されているすえのぶけいこによる少女漫画作品。

2007年6月30日からはテレビドラマ化され、漫画を原作とした「ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜」として、フジテレビ系列で放送している。

主人公・椎葉歩(しいば あゆむ)が残酷ないじめを受け続け、友情に助けられるがそれでもいじめグループに邪魔され続けていく様を描く。

少女漫画としては珍しい迫力のある画風と、工夫されたストーリー展開で、若い世代からの大きな支持を受け注目されている。

平成18年度(第30回)講談社漫画賞少女部門受賞。

主人公・椎葉歩は、中学時代の親友と行き違いから友情が崩壊してしまったことにより、リストカットを覚えてしまう。親友の本音と友情の崩壊により酷く傷ついたせいで、猛勉強して入学した高校でも新しい人間関係を築くことも諦めていた。しかし、クラスメイトの安西愛海を中心とした数名は歩を迎えてくれたため、歩は再び前向きになる。しかし、そんなある日、歩が愛海の恋人である佐古克巳を奪おうしていると誤解(実際は佐古克巳が歩を監禁・脅迫・暴力等していた)され、愛海を中心とする女子達にいじめを受けるようになる。歩は、目を覆いたくなるような残酷ないじめを受けながらも、同じクラスの羽鳥未来と真の友情を築き、いじめに立ち向かっていく勇気と強さを身につけていく。

テレビドラマ

2007年6月30日から9月15日までフジテレビ系列(ただしテレビ大分、テレビ宮崎除く)で土曜日23:10〜23:55(JST、「土曜プレミアム」の延長等で遅延の場合もあり)に「土曜ドラマ」の枠で放送される。

クラスメートから壮絶ないじめを受けながらも、真の友人と出会い、そのいじめに立ち向かっていく女子高校生を描くと同時に、壊れた行動を行う理由の人間模様も描く。また、2分程度の西舘高校の学園生活を中心としたミニドラマ「スクールライフ」が携帯公式サイトで公開されている。これはドラマ放送終了直後に公開されており、1話につき100円でダウンロードすることができる。

キャッチコピーは、「追いつめられた人間は、強く生きるしかない。」「あなたも 友達のフリをした悪魔ですか。」「私は負けない」「正解は分からない。だけど私は決めたんだ。自分らしく生きることを、そして、イジメと闘うことを。私は、負けない。」。

キャスト

椎葉 歩:北乃きい
主人公。愛称は「アユム」。優しく、思いやりのある少女。中学時代、親友で成績優秀だった篠塚夕子と同じ高校を受験し歩のみが合格にしたため錯乱状態に陥った夕子に「あんたなんかいなければよかったのに!」と言われ絶縁されたことで友人を作れなかった。後に安西愛海と親友の誓いをするとともに彼女のグループに加わったが、恋人だった佐古にふられた愛海の電車飛び込み自殺を阻止したり、二人の間を取り持つために佐古に接近するなどの行動が愛海に誤解されてしまい、いじめの標的となった。いじめは次第にエスカレートし、しまいには駅で飛び込み自殺を図ろうとするほど精神的に追い込まれたが、羽鳥未来が引き止めたことで間一髪で自殺は免れた。その後未来が歩の心の痛みを理解し、歩を信じてくれたため、いじめに立ち向かう勇気を得た。何か壁にぶち当たった時には未来からもらったブレスレットを見て、いじめに打ち勝つための勇気の糧にしている。そうする中で、自分がこれまで友達に頼りきってきて、それが結果的に友達を追い詰めていることに気づく。そんな中、同じクラスで同じ園芸委員の薗田も次第に歩を支えてくれるようになる。学校での成績は学年の中でも最下位に近く(7月の定期テストでは105人中103位)、教育ママである文子の頭を悩ませている。また文子が、自分とは対照的に成績の良い弟ばかり気にかけて自分に振り向いてくれないことに寂しさを感じており、母には自分のことをもっと理解して欲しいと思っている。その為、文子に怒られる度に「お母さんも成績を付けたら最下位に近いと思うけど」などと尖った言葉を残す一方、母の誕生日には未来のバイト先に依頼して「お母さん、いつもありがとう」と記されたケーキをプレゼントするなど、持ち前の優しさなども見せる。不良による監禁から解放された時母に抱きしめられたことによって、母との関係は少しずつ改善されていく。また学年集会で学校の名誉、見栄ばかりにこだわる矢島が「この誇り高き西舘高校にいじめなど一切存在しない」と事実無根の発言をすると、矢島の目の前で「ふざけるな!」と強い言葉で反論したり、教室を去り際に愛海に「嘘で塗り固めるのも大変だね」と言い放つなど、かつてはなかった強靭な精神力を獲得しつつある。副担任である平岡が歩の自宅に訪問した時は、親に心配させたくないという気持ちから追い返したが、廣瀬の自殺未遂事件をきっかけに、ついに母親にいじめられているという事実を打ち明けた。未来や薗田の力も借りながら、いじめに立ち向かう勇気と強さを身につけていく。
安西愛海:福田沙紀
愛称及び一人称は「マナ」。父・大治郎が県会議員兼会社社長で裕福なのため、並外れたお嬢様育ちであり、自分が気に入らないと感じた人間をすぐにいじめのターゲットとする。歩に対してのいじめの主犯格となる少女。我が強いがどこか人間としての要素が欠落している。「未来の味方をする、彼氏の佐古をとった等で裏切った」として歩をいじめの標的にした。クラスメイトの男子が「安西達もやり過ぎではないか」と歩に同情する程に残忍ないじめの手法で歩を追い詰める。
歩に詰め寄られた為再び自作自演を決行、自ら窓ガラスを割ってケガをしたにもかかわらず、歩から暴力を受けてケガをしたとのウソを父に報告、今度は父のもつ権力を利用して歩と羽鳥を退学処分にするよう仕向けたが、歩の強い抵抗により失敗。「愛海の秘密を漏らした」として廣瀬を再びいじめのターゲットとしたが、歩が受けたような残忍すぎるいじめが自分に降りかかることを恐れた廣瀬は学校の屋上から飛び降り自殺を図った。こうして、かつて歩へのいじめでは一致団結していた愛海のグループは分裂の危機に瀕している。そればかりか、クラスメートは廣瀬の自殺未遂の原因が愛海にあるとうすうす気づいており、愛海を避けようという機運がクラス中に広がり、ついにクラスで孤立する。
佐古克己:細田よしひこ
サディスト。父親に性格づけされて育った。愛海との関係が悪化する度に父親に虐待を受けている自分を非常に悔しく思っている。少女監禁・緊縛趣味を写真アルバムにして保存している。実は自身も中学時代にいじめられた経験を持っている。愛海には「愛しているのは愛海だけだ」と言って騙し、一方で歩に乱暴し、自分の本性を暴露して苦労させた。しかし教師や親といった大人に対しては「良い子」を演じており、大人はもちろん生徒からの評判も上々である。戸田に対しては放課後に「相談」と称して密会をしたり、戸田の手を自分の頬に付け「このままでいてください」と言うなど、戸田をその気にさせてうまく利用している。一時歩の母親の文子からの依頼により、歩の家庭教師として歩の家に上がりこむ。文子がローズヒップティーの買出しに行っている間に再び歩を襲おうとするが、歩の弟・誠の帰宅により失敗した。その他にも、佐古が歩を襲った事実を話したとして、「椎葉歩は中学時代、親友を自殺に追い込みました」と記したビラを黒板に貼り、さらに歩を追い詰めた。塾に行くと称して歩の家に出入りしたところを愛海に目撃され、激怒した愛海と組んだ不良・アキラのグループから暴行を受けボコボコにされた。その際財布を奪われたうえ、自分が持っていたカメラで、力尽き失禁した自らの姿を撮られ、アキラからこの写真をばら撒かれたくなければ100万円(最初は1億円と言ったが)を支払うよう命じられ、まるで歩を襲った時と同じような事をアキラからされた。そしてその事件のためテストを受けることができないかと思われたが、佐古の生活態度や戸田の強い後押しもあって、戸田の監督の下テストを受けることができた。しかし、事件が影響したのかテストの順位が学年3位に落ちた。また戸田との密会時に「歩につけまわされている」という嘘の相談をもちかけた。また、担任である戸田に対して唯一、親からの虐待を打ち明けた。
篠塚夕子:大沢あかね
中学時代の歩の親友。自分の西舘高校に対する憧れを歩に打ち明けた際、歩の「私も行きたいな」という発言がきっかけで2人で西舘高校に受験をすることを決意。学校でのテストの成績はかつては歩より上回っていたが、次第に歩の成績が上回るようになり、入試の結果は歩が単独合格であった。その為錯乱状態に陥り、歩から貰った絵馬を投げつけ「あんたなんかいなければ良かったのに」と親友らしからぬ発言をし、友情崩壊。その後投身自殺を図るも一命はとりとめるが、歩の訪問には応じない。
羽鳥未来:関めぐみ
歩のクラスメートで憧れの人。人からどう思われようが全く気にしないため、周りとつるむことはなく、自分のしたいことを黙々とこなすタイプ。その為、愛海のグループらに嫌がらせをされても毅然としている。幼い時期に母親と離別しており、孤独を知っている。最初は家族の為に好成績を維持するも、家族に分かってもらえなかった。その為、病気がちである父親を支えるために内緒で喫茶店やキャバクラなど複数のアルバイトをかけもちして生計を立てている。しかし、ある日アルバイトが原因で遅刻・早退・無断欠席・サボりが多くなっていることを家族に知られ、家族の為に行っている事も逆に家族に心配をかけてしまっていると知り悩んでいる。それでも学業成績は常にトップクラスを維持しており、7月の期末テストでは900点満点中889点を獲得、佐古を抜いて学年1位となった。歩と薗田の事を(冗談で言っているのか本心かは不明だが)良いカップルとし、2人が携帯電話の番号を交換させるようにアシストしたり、2人が仲良く話している姿を見て「へぇ。上手く行くといいね」などと話しかけたりしている。歩が駅で自殺を図ろうとした際は引き止めたり、歩の相談を親身に聞いたり、「私は信じてるから、あんたのこと」「夏休みはいっぱい遊ぼ」と温かい言葉をかけるなど、歩の心の痛みを理解し、歩を支えていく。
薗田優樹:北条隆博
物静かで、休み時間には画家の本を読むなど、とても勤勉な性格。ゴッホが好きで、絵も上手いことから愛海たちからは「ゴッホくん」と呼ばれ、からかわれている。歩と共に園芸委員を務めているが、これまでは歩に対して心を閉ざしていた。実は自身も中学時代にアキラ達にいじめられていた経験を持ち、その為に不登校になり1年留年している。左腕にある数点の根性焼きはその際に腕に押し付けられたタバコの火傷の跡で、それを見られたくないために、季節に関わらず常に長袖の制服を着ている。それ以来いじめに巻き込まれたくないという気持ちで歩のいじめには全く関わっていなかった。その為、初めは歩に対して「少しは空気を読め」「邪魔」などと冷たい言葉をかけていたが、歩が受けるあまりに残忍な数々のいじめに耐えきれなくなり、ついにいじめられようとする歩を引き止めた。これがきっかけで、過去にいじめられてきた事実を全て打ち明け、これまで助けることができなかった事に対して歩に謝罪をした。その後携帯電話の番号を交換したり、ひまわりの花言葉「あなたは素晴らしい」を引用して歩を励ますなど次第に心を開き、歩を支える存在となった。勇気ある行動によってアキラ率いる不良グループから歩と未来を救い、その際アキラにメガネを壊されたことからコンタクトに変えている。
廣瀬倫子:星井七瀬
愛称は「ヒロ」。ファッション雑誌のコーナーに載ったため愛海に妬まれ、一時いじめられた。だがその後歩が、愛海との関係を修復する目的で佐古に接近した際、佐古の自宅に入る歩の様子を携帯ムービーに録画して愛海グループのメンバーらに見せ、彼女らからの信頼を取り戻し、歩をいじめる加害者となった。以前にいじめられた事に関する腹いせか(実際には歩は廣瀬のいじめには全くといっていいほど関わっておらず、ただ廣瀬と愛海の板挟みになって苦しんでいただけだった)、愛海のグループの中でも歩に対するいじめの中心的な役割を果たしていた。中学時代は愛海と同じ学校に通っており、不良・アキラは先輩にあたる。ひょんなことから愛海がアキラと組んでいた事を知ってしまい、愛海を避けたいという願望が徐々に心の中に渦めいていくが、愛海にそのことを悟られた。その為、愛海とアキラとの関係を口止めし、愛海の味方に付くように脅迫。しかし再びいじめられたくないという恐怖心から、歩や信川、宇田に対して口外するも愛海に気づかれてしまい、ついには再びいじめられてしまう。その後「あんたみたいにいじめられたくない」と歩に言い捨て、歩の目の前で投身自殺を図ったが未遂に終わった。
岩本みどり:末永遥
安西愛海率いる、いじめグループの一員。語尾に「〜じゃねえよ」などと乱暴な言葉を用い、男子らとつかみ合いの喧嘩をするほど気が強い。他の2人は表面上での友達でしかないのに対し、佐古の受けた暴行事件、歩と未来が被った監禁事件の黒幕が愛海ではないかとの疑惑が浮上しても一貫して否定するなど、本気で愛海の事を想っている。歩が愛海から佐古を取ったといまだに信じている。
信川美紗:中村静香
安西愛海 率いる、いじめグループの一員。オシャレが好きな今時の女の子。「歩が電車飛び込み自殺したらチョー受けるんだけど」などというシャレにならぬ発言も平気でする。またアキラと愛海が組んでいたことを知ると、「ウチら、関係ないよね?」と自らの責任逃れに躍起になっている。
宇田里絵:夏目鈴
安西愛海 率いる、いじめグループの一員。いじめをしている罪悪感がなく、愛海とくっつく事で自分の地位を上げようとしている。アキラと愛海が組んだのではないかと早い段階で疑っており、廣瀬から愛海の秘密をトイレで打ち明けられるも、愛海の前で話してしまう。また、基本的に損得勘定で人間関係を築くため、愛海の味方になったり、敵になったりなどコロコロと位置関係が変わる。
門倉雪乃:うえむらちか
眼鏡をかけているクラスメートの女の子。優しい性格でいじめの事を良く思っていない。心の中では歩を助けたいが、愛海グループが怖く、逆らえばどういうことになるか結果がわかりすぎているため助けられないでいた。反面、愛海からの誘いに対しても「調子が悪くて行けない」など直接的ではないにせよ、少しずつ抵抗していた。ついには愛海が歩や廣瀬をいじめていた事実を平岡に打ち明けた。
佐藤礼奈:平野早香
眼鏡をかけているクラスメートの女の子。いつも門倉雪乃と一緒にいる。愛海に憧れている事から、声をかけられる度についていき、いじめを良く思っていない雪乃を「一緒に行こう」と無理矢理連れて行った。またそれだけでなく愛海達の虐めに参加していた。だが、ついに愛海に同調しきれなくなり、雪乃とともに愛海が歩や廣瀬をいじめていた事実を平岡に打ち明けた。
石井知典:中村友也
いつも遠藤晃一と一緒にいる、今時の男子生徒。これまでは遠藤と一緒にいじめの経緯を面白がっていたが、どんどんエスカレートしていく愛海達のいじめに「やりすぎじゃないか?」と感じている。廣瀬の件でみどり達を責めるなど、少しずつ抵抗を始めた。
遠藤晃一:山田健太
いつも石井知典と一緒にいる男子生徒。いじめには直接的に参加はしていないが、いじめられない事をいいことにいじめを面白がっていた。だがある日を境に、愛海らの歩への残酷ないじめにはさすがに「やりすぎだ」と感じるようになる。石井に同調する事が多い。
枝本慎也:新井隆平
クラスメートの男子生徒。
穂積友康:花丘優
クラスメートの男子生徒。
根岸美保:堀澤かずみ
クラスメートの女子生徒。
佐古敏克:勝村政信
佐古克己の父親。建設会社社長。自分の会社の業績を気にしすぎるあまり、克己が愛海と別れた際、「お前、俺の会社を潰す気か!」と克己に激怒し、激しい暴力を振るう。歩の母親、文子と同級生。今時の子供は軟弱だと思っている。また「子育ては社員教育と同じ」というポリシーがあり、虐待も社員教育の一環として考えている。しかしそのポリシーのせいで息子が道を外しかけそれが原因で『邪悪』になってしまっていることにいまだに気づいてない。
岩城正志:矢島健一
西高1年の学年主任。実力主義の典型的な上司のパターンで、凝り固まった性格。自分とは教育方針の異なる2組副主任の平岡に対して敵対心を抱いており、はじめは煙たがっているだけだったが、最近では平岡を無視するなど、自身もいじめを行っている。不良による歩と羽鳥の監禁事件で新聞社からの問い合わせが学校に殺到するが、事件を「交通事故」と虚偽説明をし、隠蔽を図った。学校の名誉を最も尊重し、生徒のことなどどうでもいいと思っている。体育館で開かれた学校のいじめに関する学年朝会で、平岡にのみ朝会の内容を教えず、学校の名誉のため「このことを誰にも口外しないように。もちろん家族にもです」と事実上生徒達に口止めをした。さらに「この誇り高き西舘高校にいじめなど一切存在しない。それだけが真実です」との発言が、体育館にむなしく響き渡った。直後、歩に「ふざけるな!」と一蹴され、学年主任としてのメンツは丸潰れとなった。
平岡正子:酒井美紀
西高1年2組の副担任。腐敗した西高教師陣の中で唯一生徒たちのことを思っている教師。生徒に対して熱心である為、自分とは相対する考えを持つ矢島、戸田らにいつも怒られている。また、歩のいじめを気にかけている唯一の教師。いじめを止めさせようと思っており、授業を急遽ホームルームに変えて「いじめ」に関する授業を行ったりなど行動を起こすものの、状況を悪化させるだけでいつも空回りしてしまう。まわりの職員に同調せず、ひとりいじめに関して熱心に取り組んでいるため、ついには職員から無視されるなどいじめにあっている。
戸田和佳絵:瀬戸朝香
西高1年2組の担任。生徒同士の問題には介入せず、事なかれ主義を貫かんとする「サラリーマン教師」。そうなってしまった経緯は、自身が受け持っていたクラスでいじめ問題が発覚し、問題を追及するものの失敗に終わってしまったことによる。誰にでもあるように、最初は『理想』に燃えていたが『現実』とのギャップのせいで『飽和』状態になってしまい『今』の事を投げ出してしまうようになる。未来の生活態度に頭を悩ませている一方、自分が佐古に利用されているとも知らないまま、放課後に「相談」と称して密会をしたり、佐古を過剰にかまうなど彼に対して教師らしからぬ思いを抱いている。歩に対してのいじめの存在に気づきながらも証拠隠滅とも思える行動をしたり、いじめられている当本人である歩にまでいじめの事実を告白されるがそれをウソだと決め付け、他の人に聞かないと状況がつかめないとして未だいじめの事実を認めようとしない。ついには未来に「力になってあげなきゃいけない人、他にいますよね?」と間接的に歩へのいじめの事実を指摘された。また自らも平岡をいじめている。
椎葉文子:真矢みき
歩の母親。歩が進学校である西館高校に通っていることを周囲に自慢し、誇りに思う典型的な「教育ママ」であった。歩の成績が伸び悩んでいることに過剰なまでに落胆し、その一方で歩の弟にはかなり期待し比較した。佐古克己の父親、敏克と同級生で克己を歩の家庭教師にするほど信頼していて、克己が歩を追い詰めているという事実を未だ知らないでいる。口を開けば勉強とその先の話ばかりで、歩たちが本当に求めていることは何かに気がつかないでいた。しかし、歩が自分の誕生日に「お母さん、いつもありがとう」と記されたケーキをくれたこと、歩が不良に監禁されたことで初めて自分は娘のことを何も理解していなかったのだと悟る。この出来事をきっかけに態度を改め、今では歩の気持ちを徐々に理解しようと努める。廣瀬の自殺未遂事件をきっかけに、歩が学校でいじめられており、そのいじめと戦っているということを打ち明けられる。
椎葉誠:細井允貴
歩の弟。中学生。学年トップを取るほど成績が良い。また母の不在を見計らってゲームをし、母が帰宅した途端に勉強をしている素振りをするなど歩とは逆で非常に要領がよく、世渡り上手。

ゲスト

安西大治郎:小野武彦
第2話・第5話〜第8話に登場。安西愛海の父親。県会議員兼会社社長で裕福。娘の愛海を溺愛している。佐古敏克が社長を務める会社に絶大な影響力をもつ。食事の際でも克己に関する話を持ち出しており、克己が愛海と別れ気味になったというだけで突如敏克の会社に押しかけ、敏克に土下座させた。また愛海が腕にケガをしてきた際は大げさに驚き、愛海のウソを信じ込み、濡れ衣を着せられた歩と羽鳥を退学処分にするよう堂々と主任に要求、警察まで呼ぼうとしたが、歩らの抵抗にあい失敗。結局、彼もまた愛海の持ち駒として利用されているだけであった。
狩野アキラ:山根和馬
第5話〜第7話に登場。愛海のかつての遊び仲間。不良少年として生活し、暴力に頼ることでしか人と関わりをもつことができない。両親とは死別している。会社員を暴行してはカツアゲ行為をしている。愛海の事が大好きで、愛海の望むことなら何でもやると宣言。原作とのヘアースタイルとは異なりスキンヘッドにしている。中学時代薗田に対し「薗田、友達なら我慢できるよな」「親友だもんな!俺ら」などと言いながら、体育館倉庫で左腕に煙草の火を押しつけて火傷を負わせたりしていた。愛海に命じられ、歩と未来をビルに監禁し、乱暴しようとするが薗田に邪魔された挙句、怖気づいて失敗。事件直後愛海と会い、「愛海の事を警察に絶対に話さないし、俺も絶対に捕まらんから」と宣言。愛海が大好きで、最後まで愛海を堅く信じていたが、愛海はアキラをひとつの持ち駒として利用していただけであった。直後、愛海に自分の電話帳を削除され、「役立たず」とあっさり切り捨てられ、ついに警察に捕まり『少年院』に送られ、お役御免となった。
ヤンキーグループ:末野卓磨、宮田大三、金子弘幸、牧本竜
第5話・第6話・第7話に登場。アキラの不良仲間で、カツアゲ等の犯罪行為を行った。歩と未来では未来の方がタイプであった為、未来も歩と共に監禁した。

原作との相違点
原作では歩に妹の茜がいるが、ドラマでは弟の誠になっている。
原作と違い、主人公ではない登場人物にもスポットが当てられている。
原作では薗田は中盤からの登場となっているが、ドラマでは第1話から登場している。
原作では主題の一つであったリストカットの描写が一切登場せず、髪を切るシーンに差し替えられている。リストカットの描写が登場しないのに伴い、原作では歩に対しての未来からプレゼントはリストバンドであったがドラマではブレスレットになっている。
夕子が受験後に投身自殺を図る、さらに佐古と同じ塾という設定が加わる。
第2話の佐古が歩を監禁するシーンで、原作では歩は上半身裸にされ、さらに恐怖のあまり失禁までしてしまうが、ドラマでは下着姿で、失禁のシーンも描写されていない。しかし第6話の佐古が不良に暴行されるシーンでは、失禁が描写された。
原作で佐古は歩の携帯に捕縛写真を送りつけているが、ドラマでは黒い封筒に写真を入れて机に入れている。
原作で佐古は途中(傷害事件後のテスト)から戸田と関係を持つが、ドラマでは第1話からとなっている。
ドラマの薗田が第7話から眼鏡からコンタクトに変わっている。
歩は駅で投身自殺を図ろうとするが未来に引き止められるという流れになっている。
歩と薗田に園芸委員という設定が追加された。
第5話で歩が作文を屋上から捨てるというシーンは原作にもあるが、その際薗田の作文のみ取って置き、後で彼に渡すという設定が追加[1]。
文子と敏克が同級生という設定が加わり、文子が佐古に家庭教師を頼んだのは彼との繋がりが理由となっている。
原作ではほとんどの男子がいじめ反対派であったが、ドラマでは一部の男子がいじめに加担している。
第7話で原作にはない親子愛が描かれたシーンがある[2]。
いじめとして黒板に誹謗中傷を書く、スプレーを吹き付ける、などが追加。
第5話で佐古が再び歩を襲う際、文子を買い物に行かせて証拠隠滅をしている。原作では文子は眠っており騒動に気付いていない。

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2009/01/09(金) 19:00 | | #[ 編集]
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