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東京魔人學園剣風帖 拳武編の動画ページです。東京魔人學園剣風帖 拳武編詳細、あらすじ(ストーリー)、OPEDなどのPV動画や、DVD、CD、フィギュアなどのグッツなども紹介しています。
『東京魔人學園剣風帖』(とうきょうまじんがくえんけんぷうちょう)は、東京魔人學園伝奇シリーズの第一作として1998年6月16日に発売されたプレイステーション用学園伝奇ジュヴナイルゲームソフトである。製作はシャウトデザインワークス、発売元はアスミック・エースエンタテインメント。
東京魔人學園剣風帖
魔人學園伝奇のシリーズ第一作となる東京魔人學園剣風帖は、東京・新宿の真神学園を主舞台とした、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、時には味方として対峙しながら、力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。
設定上は1998年から1999年にかけての物語ではあるが、学園ドラマの「ベタ」「お約束」などといわれる定番の設定や演出を意図的に多く盛り込み、全体としては一昔前の古き良き青春ドラマの雰囲気を作り上げている。
本作の特徴としては、システム上の感情入力、物語上のジュヴナイル要素のほかに、劇画的なキャラクターデザインがある。キャラクターデザイナーである小林美智の本来の絵柄はアニメチックなものであったが、あえて劇画調のデザインに変更、塗りもイラスト的なものとされた(一部サブキャラクターはサポートデザイナーによる)。この特徴的なキャラクター絵によって本作は敬遠されることもあるが、ファンからは「ジュヴナイル」という作品の雰囲気にとっては相応しい絵柄であるとの評価も高い。
ゲームとして発表されたのは魔人學園伝奇シリーズで最も早いが、「東京魔人學園伝奇・人の章」として、作品設定上は魔人學園伝奇シリーズの最後に位置づけられることになっているのも特徴。
剣風帖以後の時代を描いた作品も存在するが(双龍変、黄龍祭など)、あくまでもそれらは「可能性の未来」であって、設定上不動のものではない。たとえば双龍変シリーズでは剣風帖の主人公がヒロインたちの誰とも結ばれていないように見えるが、これが公的な見解ではない、ということである。
これは個々のプレイヤーによってプレイされた、そのゲーム内容こそが、プレイヤーそれぞれにとっての「正史」である、というプレイヤー尊重の意図によるもの。
感情入力システムに見られるように、主人公が完全に無個性化されているのも、個々のプレイヤーの想像力を最大限重視し、自分だけの主人公像を作り上げてもらうためである。そのため、主人公には公式な容姿の設定がなく、収録されているボイスも戦闘時の気合などだけで台詞はない。もっとも、主人公を無個性にしつつ、なおも物語を牽引する存在感を示す、というのは一見してわかるように二律背反であるが、剣風帖の場合は周囲のキャラクターとの会話の中で上手くこれを両立させている。
登場人物たちのうち、味方女性キャラクターのほとんどとはクリスマスにデートイベントがある。メインヒロインである美里葵はこのイベントのフラグの立て方が至難であり、物語展開上、その寸前までは主人公といい雰囲気でありながら、フラグの一つを逃したためにクリスマスでは断られる、といった事例が相次ぎ、多くのプレイヤーが涙を呑んだ。
また、クリスマスにデートできた場合であっても、剣風帖本編では美里葵と桜井小蒔のものしか個別エンディングが存在しなかったが、後に発売された『東京魔人學園剣風帖朧綺譚』により、全員分のエンディングが補完された。この「全員分のエンディング」には男性キャラクターや仲間にならないキャラクターのものも含まれ、一部、友情と言うには過剰と思われる発言もあって話題を呼んだ。
なお、本作は発売当時ファミ通を始めとした殆どのゲーム雑誌において平均的な評価が下されたが、その中で電撃プレイステーションのみが特集記事を大々的に組むなどして本作を高く評価しており、そこから徐々に人気が広まっていったという経緯を持つ。 これにより、初回出荷本数こそ1万本以下であったものの、後に累計出荷本数10万本を超えるロングセラーとなった。
東京魔人學園剣風帖朧綺譚
1999年4月12日に、剣風帖のファンディスクとして発売された本作は、上記の全員分のエンディングのほか、主人公が真神学園に転校する以前の物語『第零話・龍之刻』などの外伝6編が収録されている。もっとも、第零話において主人公の過去に関する物語を語ってしまったことに関しては、「主人公の完全無個性化」「プレイヤーの想像力重視」という大前提を自ら崩してしまったものではないかという批判もある。
このほか、一定の戦闘状況を設定し、定められたターン数以内で勝利条件を達成することを目的とした、いわば詰め将棋的なSLGパート「螺旋洞」や、魔人學園に関するクイズ、さらに各キャラクターの剣風帖における好感度を自在に操作することができるコンテンツなどが収められた、密度の濃い内容となっている。
東京魔人學園剣風帖繪巻
2000年7月13日に発売された、剣風帖と朧のセット版パッケージ。それぞれ単品の物とゲーム内容上の違いはない。本作の発売から、剣風帖が「魔人學園伝奇・人の章」であるとされるようになった。また、本作の発売に伴い、剣風帖・朧それぞれの単品販売は終了している。
主人公
緋勇龍麻(ひゆう たつま)(声:加瀬康之/下野紘)
4月になって間もなく、真神(まがみ)学園高校3年C組に転入してきた少年。名称はデフォルトのもので、変更可能。その他、誕生日・血液型・出身地を自由に設定可能で、これによりユニットの性能や各キャラクターとの初期相性が変化する。ただし、性別は男性で固定されており変更はできない。これは魔人學園シリーズの総監督・今井秋芳の、「ヒーローとその傍らに寄り添うヒロイン」と言う構図がジュヴナイル作品には不可欠である、とする信念によるものである。徒手空拳の古武術を修める。
喜名朝飛著コミックス版では無表情が目立つが、容姿端麗なキャラになっている。
アニメ版では優しい性格が強調されている大人しいの感じのキャラに。あとイチゴが大好物。
宿星は、龍脈の力を統べる「陽の黄龍の器」。
条件を満たせば、九龍妖魔學園紀にも主人公として登場する。(黄龍妖魔學園紀)
メインキャラクター
以下の四名はストーリー進行に関わりなく、味方キャラクターとして固定されている。
美里葵(みさと あおい)(声:堀江由衣/同左)
真神学園高校3年C組。9月20日生まれ、B型、真神学園の生徒会長を務める才媛であり、容姿端麗にして品行方正、人望も厚く心優しい「学園の聖女」。治癒の『力』を持ち、回復ユニットとしての役割を果たすが、高レベルに成長すると強力な攻撃能力も身につける。「うふふ」と言う笑い声が印象的。アニメ版では、容姿はかなり雰囲気が違い、どちらかと言うと可愛いというイメージの方が強い。(アニメオリジナルの設定もあり、嵯峨野と同じ覚羅中の出身という部分が追加されている。)原作の武具の指輪とは違い、薙刀を武器にして闘いに参加している。宿星は「八咫(やた)」であると共に、龍脈の流れを見極めることのできる「菩薩眼(ぼさつがん)」の能力者でもある。
蓬莱寺京一(ほうらいじ きょういち)(声:川鍋雅樹/同左)
真神学園高校3年C組。剣道部部長。1月24日生まれ、B型。自称「真神一のイイ男」。女好きの軽佻浮薄な問題児だが信義には厚く、ここぞという時には誰よりも頼りになる主人公の相棒。剣術の達人であり、常に愛用の木刀を携えている。ラーメンをこよなく愛する。(特に味噌。)アニメ版では、設定は全く同じ。唯一違うのは、容姿だけ。アニメ版のみ如月の事を「ムッツリ」と呼んでいる。造形のモデルは菊地秀行『魔界都市<新宿>』の十六夜京也。宿星は「義星」。
醍醐雄矢(だいご ゆうや)(声:石黒貴之/平勝伊)
真神学園高校3年C組。レスリング部部長。4月23日生まれ、A型。「真神の醍醐」と近辺の不良たちに恐れられる巨漢であり、真神学園の番長格。しかしその性格は外見に反し謹厳実直で真面目であり、お調子者の京一とは対照的なコンビ。プロレスをベースにした格闘技の達人。幽霊や怪談話が大の苦手だという意外な一面もある。アニメ版では、容姿が違う他に料理が得意という設定が追加されており、調理師を夢見ているようである。アニメ版では過去に凶津から「雄ちゃん」と呼ばれていた。造形のモデルは夢枕獏『キマイラ・吼』シリーズの九十九三蔵。宿星は「白虎」であり、その真の力に覚醒(変生(へんじょう)と呼ばれる)する時、彼の能力は驚くべき変化を遂げる(但しシミュレーションパートのマップ上グラフィックでは点滅して光るのみ)。
アニメ版では小蒔だけに対し、さん付けで呼ぶようになり更には敬語を使う。
桜井小蒔(さくらい こまき)(声:浅川悠/新井里美)
真神学園高校3年C組。弓道部部長。3月20日生まれ、A型。一人称を「ボク」と呼ぶボーイッシュな少女で、元気で活発という対照的な性格ながら葵の親友でもある。弓術を身につけ、戦闘時には遠距離攻撃ユニットとして欠かせない存在。アニメ版ではショートカットがロングヘアとなり、ボーイッシュというより姉御肌的な感じ。宿星は「悌星」。利き手は左利きであるため、戦闘時のバストアップショットでも他キャラクターと同様、前半身が見えるグラフィックとなっている。
なお、余談ではあるが、メインキャラクターの誕生日は、原作版声優の誕生日と同じに設定されている。
仲間となるキャラクター
これ以降のキャラクターは、プレイヤーの行動によって仲間になる場合とならない場合がある。
雨紋雷人(うもん らいと)(声:関口英司/四宮豪)
神代(かみしろ)高校2年D組。軽音部所属。7月2日生まれ、B型。インディーズバンド「CROW」のギタリスト。(アニメ版ではボーカルになっている。)一人称は「オレ様」だが友情には厚く、級友の暴走を止めるべく戦いに参加する。龍蔵院流と呼ばれる槍術の達人であると共に、雷撃を操る『力』を持つ。
コスモレンジャーに無理矢理任命されており、イメージカラーは「ゴールド」。
喜名朝飛著コミックス版では、最後に天野の紹介でアランと共に仲間に加わった。
宿星は「雷軍星」。
高見沢舞子(たかみざわ まいこ)(声:永迫舞/氷上恭子)
鈴蘭看護学校2年百合組。ソフトボール部所属。1月26日生まれ、A型。一人称は「舞子」。天真爛漫な言動の裏に深い思いやりの心を持つ看護婦見習いの少女。(アニメ版では、容姿は全体的に変わっている。喋り方も普通っぽくなっている。)霊と会話する『力』を持つ。
喜名朝飛著コミックス版では、藤咲の毒牙に倒れた京一を治癒術にて治療した。出会った場所が「キャバレーナース」という店の前だったので、京一は一瞬、そこの店員と思い込んでいた。
宿星は「仁星」。
藤咲亜里沙(ふじさき ありさ)(声:増田ゆき)
覚羅(かぐら)高校3年A組。陸上部所属。2月14日生まれ、AB型。妖しくセクシーな美貌を誇る激しい気性の少女。弟がいじめられて自殺し、それ以来いじめをする連中に制裁を加えていた。飼い犬のエルは弟の担任が友達代わりにと譲ったボクサー種の犬。(この担任は弟自殺の件の責任を取らされ、既に辞職。)鞭使いであり、また麻痺・魅了などの状態変化攻撃を得意とする。造形のモデルは菊地秀行『トレジャーハンター』シリーズの太宰ゆき。
喜名朝飛著コミックス版では、柳生の刺客の一人として登場。鼻の下を伸ばしていた京一を毒牙にかけようとしたが、京一の過去の境遇に惹かれ、一旦躊躇う。柳生には逆らう事が出来ず毒牙にかけた後、復活した京一と対峙する事になる。接戦後、柳生の外法の恐ろしさを知った後に身体に施されていた外法が発動する。柳生撤退後、高見沢の術で弟の霊と話し合う。その後は高見沢と共に協力する事になった。
宿星は「弁財天」。
裏密ミサ(うらみつ みさ)(声:津村まこと)
真神学園高校3年B組。オカルト研究会部長。7月22日生まれ、O型。一人称は「ミサちゃん」。ビン底眼鏡をかけて常に怪しい人形を抱いている、得体の知れない少女だが、古今の魔術・呪術・占術に通暁している。眼鏡を外すと意外にも可愛い。(本人はあまり自覚していない。)恋愛関係はよく占っているが、自分自身は全く興味が無い様である。宿星は「智星」。
紫暮兵庫(しぐれ ひょうご)(声:高瀬右光)
鎧扇寺(がいせんじ)高校3年2組。空手部部長。5月19日生まれ、O型。男ばかり四人兄弟の三男で豪放磊落な巨漢の空手家だが、アイドル歌手・舞園さやかに憧れる意外な一面もある。『朧綺譚』の外伝ではその部分を誇表した所がある。二重存在(ドッペルゲンガー)を生み出す『力』を持つ。宿星は「信星」。
如月翡翠(きさらぎ ひすい)(声:関口英司/同左)
王蘭(おうらん)高校3年4組。茶道部部長。10月25日生まれ、A型。江戸時代より人知れず東京を守ってきた公儀隠密・飛水家の末裔にして、水を操る『力』を持つ。学生と兼業で家業の骨董品店を経営しており、仲間の武具やアイテム等を調達してくれる。もっとも、仲間といえども代金は取る商魂はたくましい。(アニメ版では、容姿はかなり違っている。どちらかと言うと『東京魔人學園外法帖』に登場した奈涸に良く似ている。アニメオリジナルの設定で美里と幼馴染という設定が追加されている。)アニメ版のみ京一の事を「単細胞」と呼んでいる。京一・村雨・壬生とは麻雀仲間。造形のモデルは菊地秀行『魔界都市ブルース』シリーズの秋せつらの予定であったが、無理と判断され現在に落ち着いた。宿星は「玄武」で、醍醐と同じく真の力に変生することができる。
アニメ 拳武編第四夜で、彼の決め台詞である「邪妖滅殺」が聞ける。
アラン蔵人(あらん くろうど)(声:加瀬康之/阪口周平)
聖アナスタシア学園高校3年A組。水泳部所属。3月14日生まれ、O型。メキシコ人と日本人のハーフの陽気な少年。だがその態度の裏には悲しい過去が秘められている。日本史や日本文学に詳しい。しかし、日本語の詳しい意味を判ってないのも目立っている。舞園のファンでもあり、劉とも仲が良い。『朧綺譚』の外伝では見事に漫才の「ボケ」を担当していた。霊銃の名手で、風を操る『力』を持つ。宿星は「青龍」で、真の姿を持つのは醍醐・如月と同じである。
アニメでは容姿ががらりと変えられている。天然パーマにサングラスをかけている。ただし性格は原作通り陽気である。ホームレスたちといつも一緒にいる。14話では記憶喪失の六道に声をかけており、以降彼女と行動を共にしている。1話ではまだどんな力を持つかは不明。
織部雪乃(おりべ ゆきの)(声:津村まこと/山崎みちる)
ゆきみヶ原高校3年桜組。長刀部部長。12月31日生まれ、A型。織部神社の双子の巫女姉妹の姉。一人称は「オレ」で男っぽくがさつに見られがちだが、その内面は繊細である。小蒔の親しい友人で、薙刀の使い手。
アニメ版では茶髪ではなく黒髪で、妹・雪乃と同じ切り揃えた感じのポニーテールになっている。
宿星は妹と二人一組で「草薙」。
織部雛乃(おりべ ひなの)(声:津村まこと/小野涼子)
ゆきみヶ原高校3年梅組。弓道部部長。12月31日生まれ、A型。雪乃の双子の妹だが、姉とは正反対のたおやかで慎ましい大和撫子。小蒔の友人で、同じく弓を使い、その良き競争相手でもある。幼い時にサンタクロースを知らなくて笑われてしまった事がある。
アニメ版では、本質的な部分は全く変わっていない。双子という所を強調している為か両者共々同じ顔立ちになっている。
宿星は姉と二人一組で「草薙」。
ラジオドラマでは腹黒い部分が目立ち、柄の悪い声を出したりした。ただし演技としてだが、本音かどうかは不明。
マリィ・クレア(声:永迫舞/植田佳奈)
ローゼンクロイツ学園日本校、のちにテレジア中学校1年3組。声楽部所属。12月24日生まれ、B型。「火走り(ファイアスターター)」の『力』を持つがゆえに、ある秘密結社にその身を置いていたアメリカ人の少女。薬物投与のために成長が止まり、外見が幼いままになってしまっている。主人公たちに救出された後、美里家の養女となった。妖猫「メフィスト」と常に行動を共にする。(アニメ版では、外法編第一夜から九角と共に行動していた。しかし、非協力的な面が目立っている。あと、形相が豹変するなど意外と怖いシーンが多く見られた。外法編十三夜で異空間に取り込まれ、その後は行方不明。)ただし第弐のOPでは成長したらしい彼女の姿も確認されている。
二幕では第伍夜に登場。観察対象であった天童を龍麻達に殺されたため、柳生宗崇に見捨てられた。
ローゼンクロイツにいた頃の描写も若干あり、ジルによる人体実験中に『力』が暴走し学園を爆破(?)、そうして彷徨っていたところを柳生宗崇に拾われた様子。
龍麻の前に復讐のために現れるが、龍麻のやさしい語りかけにあっさり戦意喪失、更に好意を抱くようになる。(この後、何故かメフィストが消滅している。)
宿星は「朱雀」で、醍醐・如月・アランと共に四神を形成する。第弐のOPでも龍麻を中心に四人そろっている。
大宇宙戦隊(おおぞらせんたい)コスモレンジャー
共に大宇宙学園高校3年D組。正義の味方に憧れる、コスモレッド・コスモブラック・コスモピンクの三人で結成された地元(練馬)密着型の戦隊ヒーロー。紅井猛(あかい たけし・声:斉藤周)は1月1日生まれのO型で野球部部長で熱血漢、黒崎隼人(くろさき はやと・声:関口英司)は2月2日生まれのA型でサッカー部部長でクール、本郷桃香(ほんごう ももか・声:津村まこと)は3月3日生まれのO型で体操部部長でコスモレンジャーのまとめ役である。彼らの子どもじみた言動はややもすると滑稽に映るが、正義に賭けるその情熱と真摯な願いは紛れもない本物である。しかし見知った人物をとにかくコスモレンジャーに勧誘しようとする困った所も見える。(仲間内では既に犠牲者有り。アランと劉は固定的に決まっている。雨紋・霧島等もいつの間にかイメージカラーが決まっている。)他のキャラクターと違い、仲間になるときは3人同時。宿星はそれぞれ「勇星」、「情星」、「慈星」。
ヒーロースーツのイメージと登場時の台詞の大部分はヒーローアニメの破裏拳ポリマーから。
彼らの名前の元ネタは、仮面ライダーの初代(本郷猛)と二代目(一文字隼人)。
霧島諸羽(きりしま もろは)(声:斉藤周)
鳳銘(ほうめい)高校1年D組。フェンシング部所属。7月12日生まれ、A型。礼儀正しく真面目な少年で、西洋剣術の使い手。同じく剣を使う京一を先輩と呼んで深く慕う。舞園さやかと親しく、彼女の私設ボディガードを勤める。元々「力」は持っていなかったが、「舞園を護る」という気持ちから力が目覚め始めた。宿星は「忠星」であり、また「須佐之男命(すさのおのみこと)」でもある。
舞園さやか(まいぞの さやか)(声:永迫舞)
鳳銘高校1年C組。演劇部所属。11月23日生まれ、AB型。華やかな容姿と柔らかい人柄、そして妙なる歌声で今をときめくトップアイドルの美少女。その歌声には人々を癒す特殊な『力』が宿っている。霧島諸羽と親しく、彼を強く信頼している。宿星は「八尺(やさか)」であり、また「櫛名田比売(くしなだひめ)」でもある。
劉弦月(りゅう しぇんゆえ)(声:笹沼晃)
華月(かげつ)高校2年弐組。ひよこ研究会会長。3月25日生まれ、A型。怪しげな関西弁を使う客家出身の中国人留学生。明るい人柄だが感激屋で涙もろい。注射と年上の女性は苦手らしい。(姉が三人いる。その中の一人は『九龍妖魔學園紀』に登場している。)自分の発言の間違いに常に「ツッコミ」を期待している。『朧綺譚』の外伝の漫才では「ノリ」「ツッコミ」「ノリツッコミ」を見事に担当。主人公とは浅からぬ関係があり、彼をアニキと慕う。仙道と中国武術を使いこなす。宿星は「礼星」。
壬生紅葉(みぶ くれは)(声:加瀬康之/同左)
拳武館(けんぶかん)高校3年戌組。手芸部所属。4月9日生まれ、AB型。法で裁けぬ悪を裁く暗殺者を生業とする少年。沈着冷静で寡黙な青年、病気で入院している母親の治療費を稼ぐ為に自ら暗殺業の道を選んだ。母親には「特待生で学費はかからず、アルバイトをしている」と言って孝養を尽くしている。主人公とは同じ師の元で学んだ兄弟弟子。主人公の身につけた徒手空拳の陽の技と対になる陰の技を身に付けており、特に脚技に秀でる。魔人学園シリーズの出演数は全キャラ内で一位。造形のモデルは夢枕獏『キマイラ・吼』シリーズなどの龍王院弘か。宿星は「孝星」。
アニメでは眼鏡に長ランを着ている。毛髪の生え際も落ち着いたデザインに変更された。
村雨祇孔(むらさめ しこう)(声:高瀬右光)
皇神学院高校3年参組。華道部所属。7月7日生まれ、B型。名門・皇神高校に似つかわしくないような放蕩無頼の外見と口調を持つ、どこか危険な匂いを漂わせる男。比類なき強運という『力』を持つ生粋のギャンブラーである。宿星は「尊星王(そんじょうおう)」。
御門晴明(みかど はるあき)(声:坪井智浩)
皇神(すめがみ)学院高校3年伍組。電脳部部長。9月30日生まれ、O型。現在に生きる陰陽師を束ねる、若き東の棟梁。慇懃無礼で嫌味にも思える態度を取るが、その法力は絶大である。村雨とは良き腐れ縁。似た世界を歩んでいる裏密が気になっている。宿星は「輔星」。
芙蓉(ふよう)(声:津村まこと)
皇神学院高校3年伍組。日本舞踊同好会所属。生年月日・血液型不明。大人びた雰囲気を漂わせる美女だが、その正体は御門の使役する式神・天后(てんこう)である。式神であるがゆえに人の感情に疎かったが、主人公たちとの関わりの中で徐々にそれらを理解していく。高見沢と藤咲とは交友を深めている。宿星は「天后」。
比良坂紗夜(ひらさか さよ)(声:吉住梢/同左)
桜塚高校2年伍組。園芸部所属。9月7日生まれ、A型。憂いを秘めた儚げな容姿と、最強無比の戦闘能力を持つ美少女。その能力は歴史さえ改変し、死すら乗り越える奇跡をも起こす。しかしその力が発揮されるためには、主人公との間に強い絆が結ばれることが必要である。舞園さやかと同じく、唄に『力』を乗せる能力者。「えへへ」と言う笑い方が印象的。(アニメ版では、原作と容姿がかなり違う。スイートピーの花が好きである。変生した唐栖を追いかけている時に初登場。変生した唐栖が比良坂の乗っている自動車の前に現れ、その時に自動車事故になり、その時に自動車は大破。比良坂の両親はこの時に死亡。比良坂自身も重傷を負う。病院にて治療等は受けたが、その甲斐無く死亡。後に九角の外法にて一時的に蘇る。九角の命令で緋勇を騙していたのだが、緋勇は全て気付いていた。九角の結界内で九角の凶撃から最後の力を振り絞り緋勇を助けたが、外法の力が徐々に消えてしまい最後には消滅してしまった。)宿星は「伊邪那美命(いざなみのみこと)」。なお、本編で一部『紗代』と表記されるが、これは名前が変わったのではなく単なる誤記である。
その他のキャラクター
遠野杏子(とおの きょうこ)(声:田村ゆかり/成田紗矢香)
真神学園高校3年B組。2月27日生まれ、A型。「アン子」という愛称で呼ばれる。真神学園の新聞部を一人で切り回す、好奇心旺盛で行動力豊かな少女。特別な『力』は持たないもの、東京に起きる様々な怪事件に首を突っ込み、情報面で主人公たちをサポートする。京一が暴言を吐く度に張り倒している。(アニメ版では、性格は同じだが容姿はかなりかけ離れている。緋勇達の「力」を初めて見た時は怯えていたが、立ち直った後は情報面でサポートしている。中学時代に美里と面識があった様子。)
マリア・アルカード(声:増田ゆき/同左)
真神学園高校3年C組の担任教師で、担当は英語。2月9日生まれ、O型。妖艶な美貌と面倒見の良さで、生徒たちには絶大な信頼を受けている。主人公たちの『力』のことを知り、常にその身を案じているが、彼女自身にもある秘密がある。『朧綺譚』の外伝7話でのみ、操作が可能。(アニメ版では、容姿・性格が原作とは違っている。性格はややガサツな面が目立つ。バイクも乗り回している。)
犬神杜人(いぬがみ もりひと)(声:坪井智浩/同左)
真神学園高校3年B組の担任教師で、担当は生物。10月9日生まれ、O型。ぶっきらぼうで無愛想な言動により、生徒たちからは敬遠されている。要所要所で主人公たちの前に現れ、含みのある一言を残していく。その理由は彼自身に大きな秘密がある。いつもタバコ(しんせい)を吸っている。『剣風帖』の外伝2話でのみ、操作が可能。ある人物との約束で、真神学園を守り続けている。(アニメ版では、本質的な部分は変わっていない。普段はタバコは吸っておらず、飼育小屋の前で人参をかじっている。かじっただけで産地を当てている。だが、下法編最終話で人参は実は中国産で今まで言い当てている産地は全部はずれであることが明かされた)
天野絵莉(あまの えり)(声:増田ゆき)
7月26日生まれ、B型。フリーの敏腕ルポライター。ある事件を追っていた時に主人公たちと知り合い、以後は彼らに情報提供を行うようになる。マリア・アルカードとは友人関係。アン子の行動力を評価している。
岩山たか子(いわやま たかこ)(声:長谷川たか子/沢海陽子)
新宿中央病院院長。1月2日生まれ、B型。表向きは産婦人科医だが、現代医学では説明不可能な怪我や病気も治療する。真神学園のOGで、当時は担任の犬神に憧れる普通の美少女だったが、その容姿と引き換えに驚異的な治癒力を得て肥満体となり、外見年齢も年をとらない犬神を追い越してしまった。若くていい男が大好きで、京一の師匠とは顔見知りのようだ。(アニメでは、容姿がかなり違っている。原作の方がまだ綺麗に見える。)
新井龍山(あらい りゅうざん)(声:樫井笙人/塾一久)
風水師。中学時代の荒くれていた醍醐を更生させ、弟子入りさせる。主人公の両親の戦友で、一行の支援者の一人。(アニメ版では、容姿・性格はほぼ同じ。楢崎と共に外法編第一夜から登場している。)
楢崎道心(ならさき どうしん)(声:小上裕通/辻親八)
新宿中央公園で劉と共に暮らす老人。一見ホームレスのようにも見えるが、主人公の両親や龍山の戦友だった破戒僧である。同じく一行の支援者の一人。(アニメ版では、容姿は原作と違い現代的な容貌で髪の毛もある。龍山と共に外法編第一夜に登場。)
秋月マサキ(あきづき まさき)(声:増田ゆき)
清蓮学院3年A組。11月26日生まれ、A型。神秘的な絵を描く事で知られる天才画家で、星視の力を持つ車椅子の少年。というのは表向きで、実際にゲームに登場するのは容姿がそっくりな妹の薫(かおる)。本物の柾希は敵に襲われて昏睡状態にあり、死ぬはずであった柾希の運命を捻じ曲げた代償として薫も足の自由を失った。医学的には全く異常はないが、薫の足が動かないのは柾希がまだ生きているという証拠でもある。この事を知るのは御門、村雨、芙蓉、龍山の4人のみ。
外法編最終夜で似た容貌の人物が出て来たが、本人かどうかはまだ不明。
那雲摩紀(なぐも まき)(声:増田ゆき)
外伝1話に登場。父親が借金で蒸発し、一人で小料理屋を営む少女。八剣に敗れて倒れていた京一を介抱する。債権者のヤクザに執拗ないやがらせを受け、拉致されたところを京一に助けられる。
那雲明(なぐも あきら)(声:津村まこと)
外伝1話に登場。摩紀の弟。生意気な少年だが、自分を育ててくれる姉を大切に思っている。別の外伝でも登場する。京一以外で仲間内で出会った事がある人物はコスモレンジャーと芙蓉のみ。
青葉さとみ(あおば さとみ)(声:岡田純子)
『朧綺譚』の第零話に登場。明日香学園在学時の主人公のクラスメートの少女。ある事件に関わる事になり、その日をきっかけに主人公に好意を寄せる様になる。
比嘉焚実(ひが たくみ)(声:鈴木正和)
『朧綺譚』の第零話に登場。明日香学園在学時の主人公のクラスメートの少年。ある事件に巻き込まれながらも、「力」を持つ者に対し勇敢な芯の強さを見せた。
緋勇弦麻(ひゆう げんま)
主人公の実父。「陽」の徒手空拳の使い手。既に故人。中国の「客家」での戦いの時、柳生との闘いで自分もろとも岩戸に柳生を封印する様に客家の者達に命じた。この時に相打ったと思われる。客家の村では偉人として語り継がれている。劉弦月の「弦」は弦麻の名前から貰っている。
緋勇迦代(ひゆう かよ)
主人公の実母。美里と同じ「菩薩眼」の宿星を持った女性。既に故人。「黄龍の器」は強き氣の持ち主と「菩薩眼」が交わる事により生まれる。そして「菩薩眼」の女性は「黄龍の器」を産み落とす時、命を引き換えに産む。すなわち、主人公が生まれた時に亡くなっている。
神夷京士浪(かむい きょうしろう)
『剣風帖』と『朧綺譚』の外伝に登場。(『剣風帖』は京一の思想内、『朧綺譚』は第零話に登場。)京一の剣術の師匠。主人公の父親の戦友でもある。出生、生い立ちが全て謎に包まれている。古風な方言と風貌をしており諸国放浪が趣味。京一が他人とは思えない同一の性格。京一とは喧嘩別れして以来会っていない。(5年前との事なので、京一が中学1年の時に別れたのと見受ける。)実は、『外法帖』に登場しているある主要人物の一人である。
鳴瀧冬吾(なるたき とうご)(声:坪井智浩/宮林康)
拳武館館長で、悪人を抹殺する暗殺組織の元締めでもある。『剣風帖』には登場せず『朧綺譚』に登場。主人公の父・緋勇弦麻と対になる「陰」の徒手空拳の使い手。弦麻とは親友であった。主人公と壬生の徒手空拳の師匠でもある。全国に拳武館の道場を持っており、ある支道場に来訪していた所、明日香学園に在学中の主人公に出会った。ある事件をきっかけに主人公に「陽」の徒手空拳を教える事になる。その後の行方は不明。
第弐のOPに出ている。容姿は原作に忠実で、サングラスをかけていた。
しかしこちらは化け物が変生した偽の鳴瀧であり、その後突如現れた本物の鳴瀧によって始末された。
原作の”副館長派”の位置が、アニメ版ではこの偽鳴瀧に当てはまる。
龍蔵院鉄洲(りゅうぞういん てっしゅう)
雨紋の槍術の師匠であり主人公の父親の戦友。ストーリには一切出てこないが、ある話のインターバルで雨紋から師匠の話を聞く事が出来る。消息は一切不明。
橘朱日(たちばな あけび)(声:永迫舞)
王蘭高校の生徒で、如月のクラスの委員長。学校を休みがちな彼を心配する。他人と打ち解けず、クラスからは如月と似たような境遇イメージから「冷血女」とも呼ばれている。
敵キャラクター
莎草覚(さのくさ さとる)
『朧綺譚』の第零話に登場。真神学園から転校して来た少年。ある日をきっかけに「運命の糸」を操る力を身に付けた。その力で青葉さとみを我が物にしようと執拗に迫っていて、最後には青葉に力を使い拉致する。主人公と対峙した時、主人公の「糸」が見えず困惑していたその時、「力」が暴走し「鬼」に変生してしまう。主人公の「力」の前に破れ、消滅した。
来栖狩夜(くるす かりや)(声:浜田賢二)
『朧綺譚』の外伝7話に登場。妻を異形の者に殺され、復讐のためだけに生きる男。M+M機関の吸血鬼ハンターで、異形の者は絶対悪と決め付けマリアの命を狙う。顔にはかつて犬神との戦いでついた傷がある。
佐久間猪三(さくま いぞう)(声:高瀬右光)
真神学園高校3年C組。典型的な不良生徒で、見かねた醍醐によってレスリング部に入れられたものの、全く更正する気がなく、主人公達に因縁をつける。葵に惚れていて、力ずくで奪おうとし、それを咎めた小蒔を暴行、怒りのあまりに覚醒した醍醐の前に鬼に変身するが、醍醐に破れ死亡。
唐栖亮一(からす りょういち)(声:斉藤周/阪口大助)
神代高校に転入してきた雨紋の同級生。自分は選ばれた特別な存在と公言するナルシストで、環境破壊を憂い、ギターの音で鴉を操って人を襲わせる。主人公達との戦いの後は行方不明。
アニメ版では雨紋と同じCROWのメンバーでベースと作詞を担当していた。雨紋とは幼馴染で唐栖のためにCROWは結成された。雨紋が唐栖の書いた曲を勝手に変えたため、雨紋と決別してしまう。そこを九角につけ込まれ力を与えられた。鴉だけでなく空気の振動をも操ることができた。一度力の暴走で変生したが、完全に闇に染まってなかったので元に戻った。最後は九角天童に殺された。
嵯峨野麗司(さがの れいじ)(声:斉藤周/下山吉光)
覚羅高校の生徒。典型的ないじめられっこ。街中でいじめに遭い怪我をしたところを葵に手当てをしてもらい、彼女に憧れ、同じいじめを憎む亜里沙と共謀し葵を夢の世界に監禁する。主人公達に敗れた後、意識不明のまま長期入院。
アニメ版では美里葵と同じ中学だった。中学時代可愛がっていた犬をいじめていた生徒たちに殺され、彼らを力で夢の世界に監禁した。実際はいじめていた人間の報復よりも、犬を護れなかったことを悔やんでいた。葵の説得により重荷から解放されるも、やはり長期入院した。九角に囚われた葵を探すために協力した。その後桜ヶ丘で修行することになった。ラジオドラマでは岩山院長に無駄飯食いと呼ばれており、泊り込みで修行している可能性が高い。(アニメでは両親は嵯峨野を化け物扱いしていたようで、そのせいかと思われる)
ラジオドラマでは高見沢に恋をしているようで、アニメでも彼女が気になる様子だ。直接戦闘には関わらないが、彼女らと共に龍麻たちをサポートすることがあるので、敵キャラにしては破格の待遇である。
凶津煉児(まがつ れんじ)(声:高瀬右光/青山穣)
かつては醍醐の不良仲間だったが、自分の父親を刺したことを醍醐に通報され、少年院に送られていた。出所後に出会った風角から石化能力を得て、次々と人々を石にする事件を引き起こした。醍醐に復讐するべく小蒔を拉致し、主人公達に敗れた後、少年院に戻る決意をするが風角に処刑される。
アニメにも出演しており、その力は周りの物質を石に変える力のようである。降っている雨を石化させ歩いていた。
原作と違い顔に刺青をいれていない。原作同様醍醐を怨んでいる。
拳武十二神将のひとりである。第四夜で少年院にいたのは偽者だったため、偽鳴瀧に入れられた可能性がある。
最後は原作の帯脇のように大蛇に変生し、同じく白虎に変生した醍醐に殺された。ここのくだりは原作で変生した佐久間を斃したシーンに似ている。
死蝋影司(しろう えいじ)(声:関口英司)
紗夜の兄で本名:比良坂英司。冥燈院高校教諭で優秀な生化学者。幼い頃に飛行機事故に遭い両親は死亡、自分と妹を置き去りにしてでも助かろうとする他の乗客に失望し、自分たち兄妹だけの世界をつくろうと、不死身の体にあこがれブードゥー教に傾倒し、病院から死体を盗み出しホムンクルスを開発する。主人公達に敗れ、炎角の制裁を受けて、溺愛する妹と共に炎の中に消える(但し条件を満たせば、紗夜は後のストーリーで復活する)。
水岐涼(みずき りょう)(声:斉藤周)
セントクライスト学院の生徒、13歳で文壇デビューした天才詩人。海をこよなく愛するが故に東京の水質汚染を憂い、水角にそそのかされた挙句化け物にされて、主人公達に倒される。その後、美里の「菩薩眼」の「力」により消滅する。
水角(すいかく)(声:津村まこと)
鬼道衆の紅一点。水岐を利用した後、水岐を「深き者」に変生させた人物。水を操る忍術と小刀の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
盲目の者(もうもくのもの)
アランの故郷を滅ぼした謎の巨大な怪物。邪神を蘇らせようとした風角に誤って召喚される。
風角(ふうかく)(声:加瀬康之)
鬼道衆の一人。九角天童に絶対なる忠誠を誓っている。風の忍術「鎌鼬」の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
炎角(えんかく)(声:斉藤周)
鬼道衆の一人。佐久間を殺してしまい放心状態の醍醐に襲い掛かる。炎を操る術の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
岩角(がんかく)(声:小野英昭)
鬼道衆の一人。醍醐の元を訪れようとする主人公達の前に立ちふさがる。岩をも砕く蹴りの使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
トニィ・ワシントン(声:津村まこと)
ローゼンクロイツの黒人生徒。まだ子供だが凶暴で、仲間であるマリィを「出来損ない」といじめている。銃を使い、遠くの目標物を攻撃する能力を持つ。
イワン・ニコラス(声:関口英司)
ローゼンクロイツのロシア人生徒。他人を見下した鼻持ちならないエリート根性丸出しで、トニィと共謀して葵とマリアを拉致する。
サラ・トート(声:津村まこと)
ローゼンクロイツのインド人生徒。盲目の少女だが、不審者が接近するのを察知する能力がある。
ジル・ローゼス(声:小野英昭)
表向きはローゼンクロイツ学院の学園長だが、正体はネオナチの幹部。超能力のある子供達を集め、第三帝国復活を企む。逃亡しようとした所、主人公達に追いつかれマリアを人質にしようとしたが、マリィの「力」で逃げ場を失う。その時に現れた雷角に助けを求めたが、失態の責任の為に変生させられた。雷角と共に消滅した。
雷角(らいかく)(声:関口英司)
鬼道衆の一人。ジルを鬼に変生させる。雷を操る忍術と槍の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
九角天童(こづぬ てんどう)(声:加瀬康之/勝杏里)
龍洲の宮(りゅうずのみや)高校3年。3月18日生まれ、B型。異形の集団「鬼道衆」を支配し、「外法」と呼ばれる『力』を操って様々な怪異の事件を裏から操る赤髪の男。ちなみに、学校側は九角の存在を知らない。戸籍上にも九角という戸籍は存在しない。これこそが外法の成せる力と見受ける。
アニメでは容姿が原作とかけ離れており、さらにマザコンになっているのでファンの評判は悪い。ゲームでは出番が少なかったが、アニメでは自ら動いていたので出番は多かった。九角の血筋のせいで母親は蔵の中に監禁され、首を吊って死んだ。元は「まなぶ」と呼ばれていたらしい。柳生にそそのかされ育ての家族たちを皆殺しにし、九角天童を名乗ったようだ。
若頭(わかがしら)(声:小野英昭)
京都で地上げを企むヤクザの若頭。昔気質の任侠を持ち備えている人物、今回の地上げは本意ではないので主人公達に敗れると助言をし、あっさり身を引く。ゲーム内では明らかにされていないが、密かに舞園さやかのファンでもある。(ゲームで彼を倒すと、3分の1の確率で舞園さやかの写真が入手できる)
帯脇斬己(たてわき きりこ)(声:関口英司)
さぎもり高校の生徒。さやかにストーカー行為を働き、彼女を守る霧島を襲う。蛇の魔物に変身後、主人公達に敗れ逃走した。その後、元の姿に戻れなくなり、新宿中央公園にて天野を追い回していたところを犬神にとどめをさされる。
火怒呂丑光(ほどろ うしみつ)(声:高瀬右光)
狗狸沼高校の生徒。柳生から動物を憑依させる能力をもらい、帯脇にヤマタノオロチを憑かせ、蛇の魔物に変身させた。憑き物騒ぎを調べていた天野を操り、京一・小蒔・醍醐も操ろうとするが、劉によって阻止される。主人公達に敗れ、柳生に処刑される。
八剣右近(やつるぎ うこん)(声:坪井智浩/同左)
拳武館の生徒。真剣を使い、殺人が趣味という危険人物、金で相手構わず暗殺を請け負う副館長の手下。一旦は京一に圧勝するが、復活した彼に敗北。自分の敗北を認めず、その後、逃走したある場所で八剣を見限った柳生に処刑される。
アニメでは服装から性格まで一変している。物腰柔らかい優雅な雰囲気がある。拳武十二神将のひとりで歌舞伎町の用心棒で有名な京一を狙った。殺人が趣味というより、色事で物事を判断している傾向がある。第四夜で復活した京一と対立するが、彼の実力の差を悟り、自ら敗北を認めた。その後京一たちの手助けをしたので、原作とは逸脱している。
武蔵山太一(むさしやま たいち)(声:高瀬右光)
拳武館の生徒。見るからに怪力の巨漢、八剣とともに副館長派で、館長派の壬生を主人公達もろとも殺害しようとするが、劣勢になり寝返ろうとしたところを八剣に殺される。
阿師谷伊周(あしや ともあき)(声:坪井智浩)
荒守高校の生徒。芦屋道満の末裔とされるオネェ言葉のオカマ陰陽師。マサキを暗殺しようとするが失敗、主人公達との戦闘で敗北後、柳生に処刑される。
阿師谷導摩(あしや どうま)(声:加瀬康之)
阿師谷家の再興を願う伊周の父で陰陽師。主人公達との戦闘後に柳生の術で急死。伊周からは「パパ」と呼ばれている。
田中一郎(たなか いちろう)
新宿中央公園に現れた吸血鬼。一見普通のサラリーマンに見えるが、雨の日の後なのに靴が汚れていない事でばれてしまう。
六道世羅(りくどう せら)(声:津村まこと/世戸さおり)
逢魔ヶ淵高校の生徒。時空を操る能力を持ち、柳生に操られ主人公達を異次元に誘い込む。ある条件を整えていると、主人公を「ある世界」に引き込ませる。
アニメ版ではガングロ、金髪で原作とはかけ離れた容貌になっていた。力も、手首の傷からなんでも切断する糸を出して攻撃していた。第弐ではアランと行動を共にしており、OPにもツーショットのシーンがある。
柳生宗崇(やぎゅう むねたか)(声:樫井笙人/同左)
天龍院(てんりゅういん)高校3年C組。7月25日生まれ、血液型不明。真紅の学生服を身にまとって闇に跳梁し、圧倒的な威圧感を備える年齢不詳の謎の男。主人公の父・弦麻が自分自身を犠牲にして客家の洞窟に封じたが、その封印を破って復活。世界を混乱と闘争の世にするべく暗躍する。
アニメ版ではさらに老けており、バイクに乗っていた。マリィの服をプレゼントしたのも柳生。
過王須(かおす)(声:小上裕通)
天龍院高校3年C組。本名不明。柳生が作り上げた実験体「陰の黄龍の器」の少年で、最終決戦で黄龍に変生する。
余談だが、アニメでは第七夜の副題に『過王須』とある。
第弐幕の第六夜で登場、足が悪いのか車椅子に乗っている。(彼女がいる?)
テレビアニメ
2007年1月19日より、東京魔人學園剣風帖 龖 (とう(龍龍))外法編というタイトルでアニマックスにて毎週金曜 23:00〜23:30放送。2007年7月27日からは拳武編が放送されている。
原作者でもあるゲーム版監督の今井秋芳はアニメ版について、「ゲームそのままのアニメ化ではなく、魔人世界を再構築したもの」とだけ言及している。また、今井秋芳はアニメ版には原則として原作者として以上の関わりを持たないが、タイトル選定およびロゴデザイン確認、アフレコ立会い(声優への演技指導)など、細部での協力は行っていることを携帯サイトの日記にて報告している。
同年4月1日より、アニメ版設定によるラジオドラマ『学級日誌』がfm osaka『イトクボのパーティー・ロード』内の『FMサウンドシネマ』にて放送されている。当番組は4月9日より1週間遅れ(毎週月曜更新)でインターネット配信もされている。
第2期
拳武編
第壱夜「拳武十二神将」
第弐夜「煉獄する咆哮」
第参夜「心から変わろう」
第四夜「拳は命を奪わない」
第五夜「護る拳」
宿星編
第六夜 白虎之章「聖夜は微笑まない」
第七夜 玄武之章「渦王須」
第八夜 朱雀之章「滅日」
第九夜 青龍之章「集う宿星」
第拾夜 黄龍之章「散らない桜」
:::番外編;;; :第拾壱夜「歩め子らよ」 :第壱弐夜「ありがとう」
東京魔人學園剣風帖
魔人學園伝奇のシリーズ第一作となる東京魔人學園剣風帖は、東京・新宿の真神学園を主舞台とした、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、時には味方として対峙しながら、力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。
設定上は1998年から1999年にかけての物語ではあるが、学園ドラマの「ベタ」「お約束」などといわれる定番の設定や演出を意図的に多く盛り込み、全体としては一昔前の古き良き青春ドラマの雰囲気を作り上げている。
本作の特徴としては、システム上の感情入力、物語上のジュヴナイル要素のほかに、劇画的なキャラクターデザインがある。キャラクターデザイナーである小林美智の本来の絵柄はアニメチックなものであったが、あえて劇画調のデザインに変更、塗りもイラスト的なものとされた(一部サブキャラクターはサポートデザイナーによる)。この特徴的なキャラクター絵によって本作は敬遠されることもあるが、ファンからは「ジュヴナイル」という作品の雰囲気にとっては相応しい絵柄であるとの評価も高い。
ゲームとして発表されたのは魔人學園伝奇シリーズで最も早いが、「東京魔人學園伝奇・人の章」として、作品設定上は魔人學園伝奇シリーズの最後に位置づけられることになっているのも特徴。
剣風帖以後の時代を描いた作品も存在するが(双龍変、黄龍祭など)、あくまでもそれらは「可能性の未来」であって、設定上不動のものではない。たとえば双龍変シリーズでは剣風帖の主人公がヒロインたちの誰とも結ばれていないように見えるが、これが公的な見解ではない、ということである。
これは個々のプレイヤーによってプレイされた、そのゲーム内容こそが、プレイヤーそれぞれにとっての「正史」である、というプレイヤー尊重の意図によるもの。
感情入力システムに見られるように、主人公が完全に無個性化されているのも、個々のプレイヤーの想像力を最大限重視し、自分だけの主人公像を作り上げてもらうためである。そのため、主人公には公式な容姿の設定がなく、収録されているボイスも戦闘時の気合などだけで台詞はない。もっとも、主人公を無個性にしつつ、なおも物語を牽引する存在感を示す、というのは一見してわかるように二律背反であるが、剣風帖の場合は周囲のキャラクターとの会話の中で上手くこれを両立させている。
登場人物たちのうち、味方女性キャラクターのほとんどとはクリスマスにデートイベントがある。メインヒロインである美里葵はこのイベントのフラグの立て方が至難であり、物語展開上、その寸前までは主人公といい雰囲気でありながら、フラグの一つを逃したためにクリスマスでは断られる、といった事例が相次ぎ、多くのプレイヤーが涙を呑んだ。
また、クリスマスにデートできた場合であっても、剣風帖本編では美里葵と桜井小蒔のものしか個別エンディングが存在しなかったが、後に発売された『東京魔人學園剣風帖朧綺譚』により、全員分のエンディングが補完された。この「全員分のエンディング」には男性キャラクターや仲間にならないキャラクターのものも含まれ、一部、友情と言うには過剰と思われる発言もあって話題を呼んだ。
なお、本作は発売当時ファミ通を始めとした殆どのゲーム雑誌において平均的な評価が下されたが、その中で電撃プレイステーションのみが特集記事を大々的に組むなどして本作を高く評価しており、そこから徐々に人気が広まっていったという経緯を持つ。 これにより、初回出荷本数こそ1万本以下であったものの、後に累計出荷本数10万本を超えるロングセラーとなった。
東京魔人學園剣風帖朧綺譚
1999年4月12日に、剣風帖のファンディスクとして発売された本作は、上記の全員分のエンディングのほか、主人公が真神学園に転校する以前の物語『第零話・龍之刻』などの外伝6編が収録されている。もっとも、第零話において主人公の過去に関する物語を語ってしまったことに関しては、「主人公の完全無個性化」「プレイヤーの想像力重視」という大前提を自ら崩してしまったものではないかという批判もある。
このほか、一定の戦闘状況を設定し、定められたターン数以内で勝利条件を達成することを目的とした、いわば詰め将棋的なSLGパート「螺旋洞」や、魔人學園に関するクイズ、さらに各キャラクターの剣風帖における好感度を自在に操作することができるコンテンツなどが収められた、密度の濃い内容となっている。
東京魔人學園剣風帖繪巻
2000年7月13日に発売された、剣風帖と朧のセット版パッケージ。それぞれ単品の物とゲーム内容上の違いはない。本作の発売から、剣風帖が「魔人學園伝奇・人の章」であるとされるようになった。また、本作の発売に伴い、剣風帖・朧それぞれの単品販売は終了している。
主人公
緋勇龍麻(ひゆう たつま)(声:加瀬康之/下野紘)
4月になって間もなく、真神(まがみ)学園高校3年C組に転入してきた少年。名称はデフォルトのもので、変更可能。その他、誕生日・血液型・出身地を自由に設定可能で、これによりユニットの性能や各キャラクターとの初期相性が変化する。ただし、性別は男性で固定されており変更はできない。これは魔人學園シリーズの総監督・今井秋芳の、「ヒーローとその傍らに寄り添うヒロイン」と言う構図がジュヴナイル作品には不可欠である、とする信念によるものである。徒手空拳の古武術を修める。
喜名朝飛著コミックス版では無表情が目立つが、容姿端麗なキャラになっている。
アニメ版では優しい性格が強調されている大人しいの感じのキャラに。あとイチゴが大好物。
宿星は、龍脈の力を統べる「陽の黄龍の器」。
条件を満たせば、九龍妖魔學園紀にも主人公として登場する。(黄龍妖魔學園紀)
メインキャラクター
以下の四名はストーリー進行に関わりなく、味方キャラクターとして固定されている。
美里葵(みさと あおい)(声:堀江由衣/同左)
真神学園高校3年C組。9月20日生まれ、B型、真神学園の生徒会長を務める才媛であり、容姿端麗にして品行方正、人望も厚く心優しい「学園の聖女」。治癒の『力』を持ち、回復ユニットとしての役割を果たすが、高レベルに成長すると強力な攻撃能力も身につける。「うふふ」と言う笑い声が印象的。アニメ版では、容姿はかなり雰囲気が違い、どちらかと言うと可愛いというイメージの方が強い。(アニメオリジナルの設定もあり、嵯峨野と同じ覚羅中の出身という部分が追加されている。)原作の武具の指輪とは違い、薙刀を武器にして闘いに参加している。宿星は「八咫(やた)」であると共に、龍脈の流れを見極めることのできる「菩薩眼(ぼさつがん)」の能力者でもある。
蓬莱寺京一(ほうらいじ きょういち)(声:川鍋雅樹/同左)
真神学園高校3年C組。剣道部部長。1月24日生まれ、B型。自称「真神一のイイ男」。女好きの軽佻浮薄な問題児だが信義には厚く、ここぞという時には誰よりも頼りになる主人公の相棒。剣術の達人であり、常に愛用の木刀を携えている。ラーメンをこよなく愛する。(特に味噌。)アニメ版では、設定は全く同じ。唯一違うのは、容姿だけ。アニメ版のみ如月の事を「ムッツリ」と呼んでいる。造形のモデルは菊地秀行『魔界都市<新宿>』の十六夜京也。宿星は「義星」。
醍醐雄矢(だいご ゆうや)(声:石黒貴之/平勝伊)
真神学園高校3年C組。レスリング部部長。4月23日生まれ、A型。「真神の醍醐」と近辺の不良たちに恐れられる巨漢であり、真神学園の番長格。しかしその性格は外見に反し謹厳実直で真面目であり、お調子者の京一とは対照的なコンビ。プロレスをベースにした格闘技の達人。幽霊や怪談話が大の苦手だという意外な一面もある。アニメ版では、容姿が違う他に料理が得意という設定が追加されており、調理師を夢見ているようである。アニメ版では過去に凶津から「雄ちゃん」と呼ばれていた。造形のモデルは夢枕獏『キマイラ・吼』シリーズの九十九三蔵。宿星は「白虎」であり、その真の力に覚醒(変生(へんじょう)と呼ばれる)する時、彼の能力は驚くべき変化を遂げる(但しシミュレーションパートのマップ上グラフィックでは点滅して光るのみ)。
アニメ版では小蒔だけに対し、さん付けで呼ぶようになり更には敬語を使う。
桜井小蒔(さくらい こまき)(声:浅川悠/新井里美)
真神学園高校3年C組。弓道部部長。3月20日生まれ、A型。一人称を「ボク」と呼ぶボーイッシュな少女で、元気で活発という対照的な性格ながら葵の親友でもある。弓術を身につけ、戦闘時には遠距離攻撃ユニットとして欠かせない存在。アニメ版ではショートカットがロングヘアとなり、ボーイッシュというより姉御肌的な感じ。宿星は「悌星」。利き手は左利きであるため、戦闘時のバストアップショットでも他キャラクターと同様、前半身が見えるグラフィックとなっている。
なお、余談ではあるが、メインキャラクターの誕生日は、原作版声優の誕生日と同じに設定されている。
仲間となるキャラクター
これ以降のキャラクターは、プレイヤーの行動によって仲間になる場合とならない場合がある。
雨紋雷人(うもん らいと)(声:関口英司/四宮豪)
神代(かみしろ)高校2年D組。軽音部所属。7月2日生まれ、B型。インディーズバンド「CROW」のギタリスト。(アニメ版ではボーカルになっている。)一人称は「オレ様」だが友情には厚く、級友の暴走を止めるべく戦いに参加する。龍蔵院流と呼ばれる槍術の達人であると共に、雷撃を操る『力』を持つ。
コスモレンジャーに無理矢理任命されており、イメージカラーは「ゴールド」。
喜名朝飛著コミックス版では、最後に天野の紹介でアランと共に仲間に加わった。
宿星は「雷軍星」。
高見沢舞子(たかみざわ まいこ)(声:永迫舞/氷上恭子)
鈴蘭看護学校2年百合組。ソフトボール部所属。1月26日生まれ、A型。一人称は「舞子」。天真爛漫な言動の裏に深い思いやりの心を持つ看護婦見習いの少女。(アニメ版では、容姿は全体的に変わっている。喋り方も普通っぽくなっている。)霊と会話する『力』を持つ。
喜名朝飛著コミックス版では、藤咲の毒牙に倒れた京一を治癒術にて治療した。出会った場所が「キャバレーナース」という店の前だったので、京一は一瞬、そこの店員と思い込んでいた。
宿星は「仁星」。
藤咲亜里沙(ふじさき ありさ)(声:増田ゆき)
覚羅(かぐら)高校3年A組。陸上部所属。2月14日生まれ、AB型。妖しくセクシーな美貌を誇る激しい気性の少女。弟がいじめられて自殺し、それ以来いじめをする連中に制裁を加えていた。飼い犬のエルは弟の担任が友達代わりにと譲ったボクサー種の犬。(この担任は弟自殺の件の責任を取らされ、既に辞職。)鞭使いであり、また麻痺・魅了などの状態変化攻撃を得意とする。造形のモデルは菊地秀行『トレジャーハンター』シリーズの太宰ゆき。
喜名朝飛著コミックス版では、柳生の刺客の一人として登場。鼻の下を伸ばしていた京一を毒牙にかけようとしたが、京一の過去の境遇に惹かれ、一旦躊躇う。柳生には逆らう事が出来ず毒牙にかけた後、復活した京一と対峙する事になる。接戦後、柳生の外法の恐ろしさを知った後に身体に施されていた外法が発動する。柳生撤退後、高見沢の術で弟の霊と話し合う。その後は高見沢と共に協力する事になった。
宿星は「弁財天」。
裏密ミサ(うらみつ みさ)(声:津村まこと)
真神学園高校3年B組。オカルト研究会部長。7月22日生まれ、O型。一人称は「ミサちゃん」。ビン底眼鏡をかけて常に怪しい人形を抱いている、得体の知れない少女だが、古今の魔術・呪術・占術に通暁している。眼鏡を外すと意外にも可愛い。(本人はあまり自覚していない。)恋愛関係はよく占っているが、自分自身は全く興味が無い様である。宿星は「智星」。
紫暮兵庫(しぐれ ひょうご)(声:高瀬右光)
鎧扇寺(がいせんじ)高校3年2組。空手部部長。5月19日生まれ、O型。男ばかり四人兄弟の三男で豪放磊落な巨漢の空手家だが、アイドル歌手・舞園さやかに憧れる意外な一面もある。『朧綺譚』の外伝ではその部分を誇表した所がある。二重存在(ドッペルゲンガー)を生み出す『力』を持つ。宿星は「信星」。
如月翡翠(きさらぎ ひすい)(声:関口英司/同左)
王蘭(おうらん)高校3年4組。茶道部部長。10月25日生まれ、A型。江戸時代より人知れず東京を守ってきた公儀隠密・飛水家の末裔にして、水を操る『力』を持つ。学生と兼業で家業の骨董品店を経営しており、仲間の武具やアイテム等を調達してくれる。もっとも、仲間といえども代金は取る商魂はたくましい。(アニメ版では、容姿はかなり違っている。どちらかと言うと『東京魔人學園外法帖』に登場した奈涸に良く似ている。アニメオリジナルの設定で美里と幼馴染という設定が追加されている。)アニメ版のみ京一の事を「単細胞」と呼んでいる。京一・村雨・壬生とは麻雀仲間。造形のモデルは菊地秀行『魔界都市ブルース』シリーズの秋せつらの予定であったが、無理と判断され現在に落ち着いた。宿星は「玄武」で、醍醐と同じく真の力に変生することができる。
アニメ 拳武編第四夜で、彼の決め台詞である「邪妖滅殺」が聞ける。
アラン蔵人(あらん くろうど)(声:加瀬康之/阪口周平)
聖アナスタシア学園高校3年A組。水泳部所属。3月14日生まれ、O型。メキシコ人と日本人のハーフの陽気な少年。だがその態度の裏には悲しい過去が秘められている。日本史や日本文学に詳しい。しかし、日本語の詳しい意味を判ってないのも目立っている。舞園のファンでもあり、劉とも仲が良い。『朧綺譚』の外伝では見事に漫才の「ボケ」を担当していた。霊銃の名手で、風を操る『力』を持つ。宿星は「青龍」で、真の姿を持つのは醍醐・如月と同じである。
アニメでは容姿ががらりと変えられている。天然パーマにサングラスをかけている。ただし性格は原作通り陽気である。ホームレスたちといつも一緒にいる。14話では記憶喪失の六道に声をかけており、以降彼女と行動を共にしている。1話ではまだどんな力を持つかは不明。
織部雪乃(おりべ ゆきの)(声:津村まこと/山崎みちる)
ゆきみヶ原高校3年桜組。長刀部部長。12月31日生まれ、A型。織部神社の双子の巫女姉妹の姉。一人称は「オレ」で男っぽくがさつに見られがちだが、その内面は繊細である。小蒔の親しい友人で、薙刀の使い手。
アニメ版では茶髪ではなく黒髪で、妹・雪乃と同じ切り揃えた感じのポニーテールになっている。
宿星は妹と二人一組で「草薙」。
織部雛乃(おりべ ひなの)(声:津村まこと/小野涼子)
ゆきみヶ原高校3年梅組。弓道部部長。12月31日生まれ、A型。雪乃の双子の妹だが、姉とは正反対のたおやかで慎ましい大和撫子。小蒔の友人で、同じく弓を使い、その良き競争相手でもある。幼い時にサンタクロースを知らなくて笑われてしまった事がある。
アニメ版では、本質的な部分は全く変わっていない。双子という所を強調している為か両者共々同じ顔立ちになっている。
宿星は姉と二人一組で「草薙」。
ラジオドラマでは腹黒い部分が目立ち、柄の悪い声を出したりした。ただし演技としてだが、本音かどうかは不明。
マリィ・クレア(声:永迫舞/植田佳奈)
ローゼンクロイツ学園日本校、のちにテレジア中学校1年3組。声楽部所属。12月24日生まれ、B型。「火走り(ファイアスターター)」の『力』を持つがゆえに、ある秘密結社にその身を置いていたアメリカ人の少女。薬物投与のために成長が止まり、外見が幼いままになってしまっている。主人公たちに救出された後、美里家の養女となった。妖猫「メフィスト」と常に行動を共にする。(アニメ版では、外法編第一夜から九角と共に行動していた。しかし、非協力的な面が目立っている。あと、形相が豹変するなど意外と怖いシーンが多く見られた。外法編十三夜で異空間に取り込まれ、その後は行方不明。)ただし第弐のOPでは成長したらしい彼女の姿も確認されている。
二幕では第伍夜に登場。観察対象であった天童を龍麻達に殺されたため、柳生宗崇に見捨てられた。
ローゼンクロイツにいた頃の描写も若干あり、ジルによる人体実験中に『力』が暴走し学園を爆破(?)、そうして彷徨っていたところを柳生宗崇に拾われた様子。
龍麻の前に復讐のために現れるが、龍麻のやさしい語りかけにあっさり戦意喪失、更に好意を抱くようになる。(この後、何故かメフィストが消滅している。)
宿星は「朱雀」で、醍醐・如月・アランと共に四神を形成する。第弐のOPでも龍麻を中心に四人そろっている。
大宇宙戦隊(おおぞらせんたい)コスモレンジャー
共に大宇宙学園高校3年D組。正義の味方に憧れる、コスモレッド・コスモブラック・コスモピンクの三人で結成された地元(練馬)密着型の戦隊ヒーロー。紅井猛(あかい たけし・声:斉藤周)は1月1日生まれのO型で野球部部長で熱血漢、黒崎隼人(くろさき はやと・声:関口英司)は2月2日生まれのA型でサッカー部部長でクール、本郷桃香(ほんごう ももか・声:津村まこと)は3月3日生まれのO型で体操部部長でコスモレンジャーのまとめ役である。彼らの子どもじみた言動はややもすると滑稽に映るが、正義に賭けるその情熱と真摯な願いは紛れもない本物である。しかし見知った人物をとにかくコスモレンジャーに勧誘しようとする困った所も見える。(仲間内では既に犠牲者有り。アランと劉は固定的に決まっている。雨紋・霧島等もいつの間にかイメージカラーが決まっている。)他のキャラクターと違い、仲間になるときは3人同時。宿星はそれぞれ「勇星」、「情星」、「慈星」。
ヒーロースーツのイメージと登場時の台詞の大部分はヒーローアニメの破裏拳ポリマーから。
彼らの名前の元ネタは、仮面ライダーの初代(本郷猛)と二代目(一文字隼人)。
霧島諸羽(きりしま もろは)(声:斉藤周)
鳳銘(ほうめい)高校1年D組。フェンシング部所属。7月12日生まれ、A型。礼儀正しく真面目な少年で、西洋剣術の使い手。同じく剣を使う京一を先輩と呼んで深く慕う。舞園さやかと親しく、彼女の私設ボディガードを勤める。元々「力」は持っていなかったが、「舞園を護る」という気持ちから力が目覚め始めた。宿星は「忠星」であり、また「須佐之男命(すさのおのみこと)」でもある。
舞園さやか(まいぞの さやか)(声:永迫舞)
鳳銘高校1年C組。演劇部所属。11月23日生まれ、AB型。華やかな容姿と柔らかい人柄、そして妙なる歌声で今をときめくトップアイドルの美少女。その歌声には人々を癒す特殊な『力』が宿っている。霧島諸羽と親しく、彼を強く信頼している。宿星は「八尺(やさか)」であり、また「櫛名田比売(くしなだひめ)」でもある。
劉弦月(りゅう しぇんゆえ)(声:笹沼晃)
華月(かげつ)高校2年弐組。ひよこ研究会会長。3月25日生まれ、A型。怪しげな関西弁を使う客家出身の中国人留学生。明るい人柄だが感激屋で涙もろい。注射と年上の女性は苦手らしい。(姉が三人いる。その中の一人は『九龍妖魔學園紀』に登場している。)自分の発言の間違いに常に「ツッコミ」を期待している。『朧綺譚』の外伝の漫才では「ノリ」「ツッコミ」「ノリツッコミ」を見事に担当。主人公とは浅からぬ関係があり、彼をアニキと慕う。仙道と中国武術を使いこなす。宿星は「礼星」。
壬生紅葉(みぶ くれは)(声:加瀬康之/同左)
拳武館(けんぶかん)高校3年戌組。手芸部所属。4月9日生まれ、AB型。法で裁けぬ悪を裁く暗殺者を生業とする少年。沈着冷静で寡黙な青年、病気で入院している母親の治療費を稼ぐ為に自ら暗殺業の道を選んだ。母親には「特待生で学費はかからず、アルバイトをしている」と言って孝養を尽くしている。主人公とは同じ師の元で学んだ兄弟弟子。主人公の身につけた徒手空拳の陽の技と対になる陰の技を身に付けており、特に脚技に秀でる。魔人学園シリーズの出演数は全キャラ内で一位。造形のモデルは夢枕獏『キマイラ・吼』シリーズなどの龍王院弘か。宿星は「孝星」。
アニメでは眼鏡に長ランを着ている。毛髪の生え際も落ち着いたデザインに変更された。
村雨祇孔(むらさめ しこう)(声:高瀬右光)
皇神学院高校3年参組。華道部所属。7月7日生まれ、B型。名門・皇神高校に似つかわしくないような放蕩無頼の外見と口調を持つ、どこか危険な匂いを漂わせる男。比類なき強運という『力』を持つ生粋のギャンブラーである。宿星は「尊星王(そんじょうおう)」。
御門晴明(みかど はるあき)(声:坪井智浩)
皇神(すめがみ)学院高校3年伍組。電脳部部長。9月30日生まれ、O型。現在に生きる陰陽師を束ねる、若き東の棟梁。慇懃無礼で嫌味にも思える態度を取るが、その法力は絶大である。村雨とは良き腐れ縁。似た世界を歩んでいる裏密が気になっている。宿星は「輔星」。
芙蓉(ふよう)(声:津村まこと)
皇神学院高校3年伍組。日本舞踊同好会所属。生年月日・血液型不明。大人びた雰囲気を漂わせる美女だが、その正体は御門の使役する式神・天后(てんこう)である。式神であるがゆえに人の感情に疎かったが、主人公たちとの関わりの中で徐々にそれらを理解していく。高見沢と藤咲とは交友を深めている。宿星は「天后」。
比良坂紗夜(ひらさか さよ)(声:吉住梢/同左)
桜塚高校2年伍組。園芸部所属。9月7日生まれ、A型。憂いを秘めた儚げな容姿と、最強無比の戦闘能力を持つ美少女。その能力は歴史さえ改変し、死すら乗り越える奇跡をも起こす。しかしその力が発揮されるためには、主人公との間に強い絆が結ばれることが必要である。舞園さやかと同じく、唄に『力』を乗せる能力者。「えへへ」と言う笑い方が印象的。(アニメ版では、原作と容姿がかなり違う。スイートピーの花が好きである。変生した唐栖を追いかけている時に初登場。変生した唐栖が比良坂の乗っている自動車の前に現れ、その時に自動車事故になり、その時に自動車は大破。比良坂の両親はこの時に死亡。比良坂自身も重傷を負う。病院にて治療等は受けたが、その甲斐無く死亡。後に九角の外法にて一時的に蘇る。九角の命令で緋勇を騙していたのだが、緋勇は全て気付いていた。九角の結界内で九角の凶撃から最後の力を振り絞り緋勇を助けたが、外法の力が徐々に消えてしまい最後には消滅してしまった。)宿星は「伊邪那美命(いざなみのみこと)」。なお、本編で一部『紗代』と表記されるが、これは名前が変わったのではなく単なる誤記である。
その他のキャラクター
遠野杏子(とおの きょうこ)(声:田村ゆかり/成田紗矢香)
真神学園高校3年B組。2月27日生まれ、A型。「アン子」という愛称で呼ばれる。真神学園の新聞部を一人で切り回す、好奇心旺盛で行動力豊かな少女。特別な『力』は持たないもの、東京に起きる様々な怪事件に首を突っ込み、情報面で主人公たちをサポートする。京一が暴言を吐く度に張り倒している。(アニメ版では、性格は同じだが容姿はかなりかけ離れている。緋勇達の「力」を初めて見た時は怯えていたが、立ち直った後は情報面でサポートしている。中学時代に美里と面識があった様子。)
マリア・アルカード(声:増田ゆき/同左)
真神学園高校3年C組の担任教師で、担当は英語。2月9日生まれ、O型。妖艶な美貌と面倒見の良さで、生徒たちには絶大な信頼を受けている。主人公たちの『力』のことを知り、常にその身を案じているが、彼女自身にもある秘密がある。『朧綺譚』の外伝7話でのみ、操作が可能。(アニメ版では、容姿・性格が原作とは違っている。性格はややガサツな面が目立つ。バイクも乗り回している。)
犬神杜人(いぬがみ もりひと)(声:坪井智浩/同左)
真神学園高校3年B組の担任教師で、担当は生物。10月9日生まれ、O型。ぶっきらぼうで無愛想な言動により、生徒たちからは敬遠されている。要所要所で主人公たちの前に現れ、含みのある一言を残していく。その理由は彼自身に大きな秘密がある。いつもタバコ(しんせい)を吸っている。『剣風帖』の外伝2話でのみ、操作が可能。ある人物との約束で、真神学園を守り続けている。(アニメ版では、本質的な部分は変わっていない。普段はタバコは吸っておらず、飼育小屋の前で人参をかじっている。かじっただけで産地を当てている。だが、下法編最終話で人参は実は中国産で今まで言い当てている産地は全部はずれであることが明かされた)
天野絵莉(あまの えり)(声:増田ゆき)
7月26日生まれ、B型。フリーの敏腕ルポライター。ある事件を追っていた時に主人公たちと知り合い、以後は彼らに情報提供を行うようになる。マリア・アルカードとは友人関係。アン子の行動力を評価している。
岩山たか子(いわやま たかこ)(声:長谷川たか子/沢海陽子)
新宿中央病院院長。1月2日生まれ、B型。表向きは産婦人科医だが、現代医学では説明不可能な怪我や病気も治療する。真神学園のOGで、当時は担任の犬神に憧れる普通の美少女だったが、その容姿と引き換えに驚異的な治癒力を得て肥満体となり、外見年齢も年をとらない犬神を追い越してしまった。若くていい男が大好きで、京一の師匠とは顔見知りのようだ。(アニメでは、容姿がかなり違っている。原作の方がまだ綺麗に見える。)
新井龍山(あらい りゅうざん)(声:樫井笙人/塾一久)
風水師。中学時代の荒くれていた醍醐を更生させ、弟子入りさせる。主人公の両親の戦友で、一行の支援者の一人。(アニメ版では、容姿・性格はほぼ同じ。楢崎と共に外法編第一夜から登場している。)
楢崎道心(ならさき どうしん)(声:小上裕通/辻親八)
新宿中央公園で劉と共に暮らす老人。一見ホームレスのようにも見えるが、主人公の両親や龍山の戦友だった破戒僧である。同じく一行の支援者の一人。(アニメ版では、容姿は原作と違い現代的な容貌で髪の毛もある。龍山と共に外法編第一夜に登場。)
秋月マサキ(あきづき まさき)(声:増田ゆき)
清蓮学院3年A組。11月26日生まれ、A型。神秘的な絵を描く事で知られる天才画家で、星視の力を持つ車椅子の少年。というのは表向きで、実際にゲームに登場するのは容姿がそっくりな妹の薫(かおる)。本物の柾希は敵に襲われて昏睡状態にあり、死ぬはずであった柾希の運命を捻じ曲げた代償として薫も足の自由を失った。医学的には全く異常はないが、薫の足が動かないのは柾希がまだ生きているという証拠でもある。この事を知るのは御門、村雨、芙蓉、龍山の4人のみ。
外法編最終夜で似た容貌の人物が出て来たが、本人かどうかはまだ不明。
那雲摩紀(なぐも まき)(声:増田ゆき)
外伝1話に登場。父親が借金で蒸発し、一人で小料理屋を営む少女。八剣に敗れて倒れていた京一を介抱する。債権者のヤクザに執拗ないやがらせを受け、拉致されたところを京一に助けられる。
那雲明(なぐも あきら)(声:津村まこと)
外伝1話に登場。摩紀の弟。生意気な少年だが、自分を育ててくれる姉を大切に思っている。別の外伝でも登場する。京一以外で仲間内で出会った事がある人物はコスモレンジャーと芙蓉のみ。
青葉さとみ(あおば さとみ)(声:岡田純子)
『朧綺譚』の第零話に登場。明日香学園在学時の主人公のクラスメートの少女。ある事件に関わる事になり、その日をきっかけに主人公に好意を寄せる様になる。
比嘉焚実(ひが たくみ)(声:鈴木正和)
『朧綺譚』の第零話に登場。明日香学園在学時の主人公のクラスメートの少年。ある事件に巻き込まれながらも、「力」を持つ者に対し勇敢な芯の強さを見せた。
緋勇弦麻(ひゆう げんま)
主人公の実父。「陽」の徒手空拳の使い手。既に故人。中国の「客家」での戦いの時、柳生との闘いで自分もろとも岩戸に柳生を封印する様に客家の者達に命じた。この時に相打ったと思われる。客家の村では偉人として語り継がれている。劉弦月の「弦」は弦麻の名前から貰っている。
緋勇迦代(ひゆう かよ)
主人公の実母。美里と同じ「菩薩眼」の宿星を持った女性。既に故人。「黄龍の器」は強き氣の持ち主と「菩薩眼」が交わる事により生まれる。そして「菩薩眼」の女性は「黄龍の器」を産み落とす時、命を引き換えに産む。すなわち、主人公が生まれた時に亡くなっている。
神夷京士浪(かむい きょうしろう)
『剣風帖』と『朧綺譚』の外伝に登場。(『剣風帖』は京一の思想内、『朧綺譚』は第零話に登場。)京一の剣術の師匠。主人公の父親の戦友でもある。出生、生い立ちが全て謎に包まれている。古風な方言と風貌をしており諸国放浪が趣味。京一が他人とは思えない同一の性格。京一とは喧嘩別れして以来会っていない。(5年前との事なので、京一が中学1年の時に別れたのと見受ける。)実は、『外法帖』に登場しているある主要人物の一人である。
鳴瀧冬吾(なるたき とうご)(声:坪井智浩/宮林康)
拳武館館長で、悪人を抹殺する暗殺組織の元締めでもある。『剣風帖』には登場せず『朧綺譚』に登場。主人公の父・緋勇弦麻と対になる「陰」の徒手空拳の使い手。弦麻とは親友であった。主人公と壬生の徒手空拳の師匠でもある。全国に拳武館の道場を持っており、ある支道場に来訪していた所、明日香学園に在学中の主人公に出会った。ある事件をきっかけに主人公に「陽」の徒手空拳を教える事になる。その後の行方は不明。
第弐のOPに出ている。容姿は原作に忠実で、サングラスをかけていた。
しかしこちらは化け物が変生した偽の鳴瀧であり、その後突如現れた本物の鳴瀧によって始末された。
原作の”副館長派”の位置が、アニメ版ではこの偽鳴瀧に当てはまる。
龍蔵院鉄洲(りゅうぞういん てっしゅう)
雨紋の槍術の師匠であり主人公の父親の戦友。ストーリには一切出てこないが、ある話のインターバルで雨紋から師匠の話を聞く事が出来る。消息は一切不明。
橘朱日(たちばな あけび)(声:永迫舞)
王蘭高校の生徒で、如月のクラスの委員長。学校を休みがちな彼を心配する。他人と打ち解けず、クラスからは如月と似たような境遇イメージから「冷血女」とも呼ばれている。
敵キャラクター
莎草覚(さのくさ さとる)
『朧綺譚』の第零話に登場。真神学園から転校して来た少年。ある日をきっかけに「運命の糸」を操る力を身に付けた。その力で青葉さとみを我が物にしようと執拗に迫っていて、最後には青葉に力を使い拉致する。主人公と対峙した時、主人公の「糸」が見えず困惑していたその時、「力」が暴走し「鬼」に変生してしまう。主人公の「力」の前に破れ、消滅した。
来栖狩夜(くるす かりや)(声:浜田賢二)
『朧綺譚』の外伝7話に登場。妻を異形の者に殺され、復讐のためだけに生きる男。M+M機関の吸血鬼ハンターで、異形の者は絶対悪と決め付けマリアの命を狙う。顔にはかつて犬神との戦いでついた傷がある。
佐久間猪三(さくま いぞう)(声:高瀬右光)
真神学園高校3年C組。典型的な不良生徒で、見かねた醍醐によってレスリング部に入れられたものの、全く更正する気がなく、主人公達に因縁をつける。葵に惚れていて、力ずくで奪おうとし、それを咎めた小蒔を暴行、怒りのあまりに覚醒した醍醐の前に鬼に変身するが、醍醐に破れ死亡。
唐栖亮一(からす りょういち)(声:斉藤周/阪口大助)
神代高校に転入してきた雨紋の同級生。自分は選ばれた特別な存在と公言するナルシストで、環境破壊を憂い、ギターの音で鴉を操って人を襲わせる。主人公達との戦いの後は行方不明。
アニメ版では雨紋と同じCROWのメンバーでベースと作詞を担当していた。雨紋とは幼馴染で唐栖のためにCROWは結成された。雨紋が唐栖の書いた曲を勝手に変えたため、雨紋と決別してしまう。そこを九角につけ込まれ力を与えられた。鴉だけでなく空気の振動をも操ることができた。一度力の暴走で変生したが、完全に闇に染まってなかったので元に戻った。最後は九角天童に殺された。
嵯峨野麗司(さがの れいじ)(声:斉藤周/下山吉光)
覚羅高校の生徒。典型的ないじめられっこ。街中でいじめに遭い怪我をしたところを葵に手当てをしてもらい、彼女に憧れ、同じいじめを憎む亜里沙と共謀し葵を夢の世界に監禁する。主人公達に敗れた後、意識不明のまま長期入院。
アニメ版では美里葵と同じ中学だった。中学時代可愛がっていた犬をいじめていた生徒たちに殺され、彼らを力で夢の世界に監禁した。実際はいじめていた人間の報復よりも、犬を護れなかったことを悔やんでいた。葵の説得により重荷から解放されるも、やはり長期入院した。九角に囚われた葵を探すために協力した。その後桜ヶ丘で修行することになった。ラジオドラマでは岩山院長に無駄飯食いと呼ばれており、泊り込みで修行している可能性が高い。(アニメでは両親は嵯峨野を化け物扱いしていたようで、そのせいかと思われる)
ラジオドラマでは高見沢に恋をしているようで、アニメでも彼女が気になる様子だ。直接戦闘には関わらないが、彼女らと共に龍麻たちをサポートすることがあるので、敵キャラにしては破格の待遇である。
凶津煉児(まがつ れんじ)(声:高瀬右光/青山穣)
かつては醍醐の不良仲間だったが、自分の父親を刺したことを醍醐に通報され、少年院に送られていた。出所後に出会った風角から石化能力を得て、次々と人々を石にする事件を引き起こした。醍醐に復讐するべく小蒔を拉致し、主人公達に敗れた後、少年院に戻る決意をするが風角に処刑される。
アニメにも出演しており、その力は周りの物質を石に変える力のようである。降っている雨を石化させ歩いていた。
原作と違い顔に刺青をいれていない。原作同様醍醐を怨んでいる。
拳武十二神将のひとりである。第四夜で少年院にいたのは偽者だったため、偽鳴瀧に入れられた可能性がある。
最後は原作の帯脇のように大蛇に変生し、同じく白虎に変生した醍醐に殺された。ここのくだりは原作で変生した佐久間を斃したシーンに似ている。
死蝋影司(しろう えいじ)(声:関口英司)
紗夜の兄で本名:比良坂英司。冥燈院高校教諭で優秀な生化学者。幼い頃に飛行機事故に遭い両親は死亡、自分と妹を置き去りにしてでも助かろうとする他の乗客に失望し、自分たち兄妹だけの世界をつくろうと、不死身の体にあこがれブードゥー教に傾倒し、病院から死体を盗み出しホムンクルスを開発する。主人公達に敗れ、炎角の制裁を受けて、溺愛する妹と共に炎の中に消える(但し条件を満たせば、紗夜は後のストーリーで復活する)。
水岐涼(みずき りょう)(声:斉藤周)
セントクライスト学院の生徒、13歳で文壇デビューした天才詩人。海をこよなく愛するが故に東京の水質汚染を憂い、水角にそそのかされた挙句化け物にされて、主人公達に倒される。その後、美里の「菩薩眼」の「力」により消滅する。
水角(すいかく)(声:津村まこと)
鬼道衆の紅一点。水岐を利用した後、水岐を「深き者」に変生させた人物。水を操る忍術と小刀の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
盲目の者(もうもくのもの)
アランの故郷を滅ぼした謎の巨大な怪物。邪神を蘇らせようとした風角に誤って召喚される。
風角(ふうかく)(声:加瀬康之)
鬼道衆の一人。九角天童に絶対なる忠誠を誓っている。風の忍術「鎌鼬」の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
炎角(えんかく)(声:斉藤周)
鬼道衆の一人。佐久間を殺してしまい放心状態の醍醐に襲い掛かる。炎を操る術の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
岩角(がんかく)(声:小野英昭)
鬼道衆の一人。醍醐の元を訪れようとする主人公達の前に立ちふさがる。岩をも砕く蹴りの使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
トニィ・ワシントン(声:津村まこと)
ローゼンクロイツの黒人生徒。まだ子供だが凶暴で、仲間であるマリィを「出来損ない」といじめている。銃を使い、遠くの目標物を攻撃する能力を持つ。
イワン・ニコラス(声:関口英司)
ローゼンクロイツのロシア人生徒。他人を見下した鼻持ちならないエリート根性丸出しで、トニィと共謀して葵とマリアを拉致する。
サラ・トート(声:津村まこと)
ローゼンクロイツのインド人生徒。盲目の少女だが、不審者が接近するのを察知する能力がある。
ジル・ローゼス(声:小野英昭)
表向きはローゼンクロイツ学院の学園長だが、正体はネオナチの幹部。超能力のある子供達を集め、第三帝国復活を企む。逃亡しようとした所、主人公達に追いつかれマリアを人質にしようとしたが、マリィの「力」で逃げ場を失う。その時に現れた雷角に助けを求めたが、失態の責任の為に変生させられた。雷角と共に消滅した。
雷角(らいかく)(声:関口英司)
鬼道衆の一人。ジルを鬼に変生させる。雷を操る忍術と槍の使い手。アニメ版でも登場。容姿は変更されている。
九角天童(こづぬ てんどう)(声:加瀬康之/勝杏里)
龍洲の宮(りゅうずのみや)高校3年。3月18日生まれ、B型。異形の集団「鬼道衆」を支配し、「外法」と呼ばれる『力』を操って様々な怪異の事件を裏から操る赤髪の男。ちなみに、学校側は九角の存在を知らない。戸籍上にも九角という戸籍は存在しない。これこそが外法の成せる力と見受ける。
アニメでは容姿が原作とかけ離れており、さらにマザコンになっているのでファンの評判は悪い。ゲームでは出番が少なかったが、アニメでは自ら動いていたので出番は多かった。九角の血筋のせいで母親は蔵の中に監禁され、首を吊って死んだ。元は「まなぶ」と呼ばれていたらしい。柳生にそそのかされ育ての家族たちを皆殺しにし、九角天童を名乗ったようだ。
若頭(わかがしら)(声:小野英昭)
京都で地上げを企むヤクザの若頭。昔気質の任侠を持ち備えている人物、今回の地上げは本意ではないので主人公達に敗れると助言をし、あっさり身を引く。ゲーム内では明らかにされていないが、密かに舞園さやかのファンでもある。(ゲームで彼を倒すと、3分の1の確率で舞園さやかの写真が入手できる)
帯脇斬己(たてわき きりこ)(声:関口英司)
さぎもり高校の生徒。さやかにストーカー行為を働き、彼女を守る霧島を襲う。蛇の魔物に変身後、主人公達に敗れ逃走した。その後、元の姿に戻れなくなり、新宿中央公園にて天野を追い回していたところを犬神にとどめをさされる。
火怒呂丑光(ほどろ うしみつ)(声:高瀬右光)
狗狸沼高校の生徒。柳生から動物を憑依させる能力をもらい、帯脇にヤマタノオロチを憑かせ、蛇の魔物に変身させた。憑き物騒ぎを調べていた天野を操り、京一・小蒔・醍醐も操ろうとするが、劉によって阻止される。主人公達に敗れ、柳生に処刑される。
八剣右近(やつるぎ うこん)(声:坪井智浩/同左)
拳武館の生徒。真剣を使い、殺人が趣味という危険人物、金で相手構わず暗殺を請け負う副館長の手下。一旦は京一に圧勝するが、復活した彼に敗北。自分の敗北を認めず、その後、逃走したある場所で八剣を見限った柳生に処刑される。
アニメでは服装から性格まで一変している。物腰柔らかい優雅な雰囲気がある。拳武十二神将のひとりで歌舞伎町の用心棒で有名な京一を狙った。殺人が趣味というより、色事で物事を判断している傾向がある。第四夜で復活した京一と対立するが、彼の実力の差を悟り、自ら敗北を認めた。その後京一たちの手助けをしたので、原作とは逸脱している。
武蔵山太一(むさしやま たいち)(声:高瀬右光)
拳武館の生徒。見るからに怪力の巨漢、八剣とともに副館長派で、館長派の壬生を主人公達もろとも殺害しようとするが、劣勢になり寝返ろうとしたところを八剣に殺される。
阿師谷伊周(あしや ともあき)(声:坪井智浩)
荒守高校の生徒。芦屋道満の末裔とされるオネェ言葉のオカマ陰陽師。マサキを暗殺しようとするが失敗、主人公達との戦闘で敗北後、柳生に処刑される。
阿師谷導摩(あしや どうま)(声:加瀬康之)
阿師谷家の再興を願う伊周の父で陰陽師。主人公達との戦闘後に柳生の術で急死。伊周からは「パパ」と呼ばれている。
田中一郎(たなか いちろう)
新宿中央公園に現れた吸血鬼。一見普通のサラリーマンに見えるが、雨の日の後なのに靴が汚れていない事でばれてしまう。
六道世羅(りくどう せら)(声:津村まこと/世戸さおり)
逢魔ヶ淵高校の生徒。時空を操る能力を持ち、柳生に操られ主人公達を異次元に誘い込む。ある条件を整えていると、主人公を「ある世界」に引き込ませる。
アニメ版ではガングロ、金髪で原作とはかけ離れた容貌になっていた。力も、手首の傷からなんでも切断する糸を出して攻撃していた。第弐ではアランと行動を共にしており、OPにもツーショットのシーンがある。
柳生宗崇(やぎゅう むねたか)(声:樫井笙人/同左)
天龍院(てんりゅういん)高校3年C組。7月25日生まれ、血液型不明。真紅の学生服を身にまとって闇に跳梁し、圧倒的な威圧感を備える年齢不詳の謎の男。主人公の父・弦麻が自分自身を犠牲にして客家の洞窟に封じたが、その封印を破って復活。世界を混乱と闘争の世にするべく暗躍する。
アニメ版ではさらに老けており、バイクに乗っていた。マリィの服をプレゼントしたのも柳生。
過王須(かおす)(声:小上裕通)
天龍院高校3年C組。本名不明。柳生が作り上げた実験体「陰の黄龍の器」の少年で、最終決戦で黄龍に変生する。
余談だが、アニメでは第七夜の副題に『過王須』とある。
第弐幕の第六夜で登場、足が悪いのか車椅子に乗っている。(彼女がいる?)
テレビアニメ
2007年1月19日より、東京魔人學園剣風帖 龖 (とう(龍龍))外法編というタイトルでアニマックスにて毎週金曜 23:00〜23:30放送。2007年7月27日からは拳武編が放送されている。
原作者でもあるゲーム版監督の今井秋芳はアニメ版について、「ゲームそのままのアニメ化ではなく、魔人世界を再構築したもの」とだけ言及している。また、今井秋芳はアニメ版には原則として原作者として以上の関わりを持たないが、タイトル選定およびロゴデザイン確認、アフレコ立会い(声優への演技指導)など、細部での協力は行っていることを携帯サイトの日記にて報告している。
同年4月1日より、アニメ版設定によるラジオドラマ『学級日誌』がfm osaka『イトクボのパーティー・ロード』内の『FMサウンドシネマ』にて放送されている。当番組は4月9日より1週間遅れ(毎週月曜更新)でインターネット配信もされている。
第2期
拳武編
第壱夜「拳武十二神将」
第弐夜「煉獄する咆哮」
第参夜「心から変わろう」
第四夜「拳は命を奪わない」
第五夜「護る拳」
宿星編
第六夜 白虎之章「聖夜は微笑まない」
第七夜 玄武之章「渦王須」
第八夜 朱雀之章「滅日」
第九夜 青龍之章「集う宿星」
第拾夜 黄龍之章「散らない桜」
:::番外編;;; :第拾壱夜「歩め子らよ」 :第壱弐夜「ありがとう」




